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国内最高齢のゼニガタアザラシ死ぬ メスの46歳、晩年は元気よくタコを食べる姿も

おたる水族館が飼育していたゼニガタアザラシのトラ。

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 おたる水族館(北海道小樽市)が飼育している、日本最高齢のゼニガタアザラシのトラが死にました。メスの46歳、死因は老衰です。

昼寝する生前のトラ(おたる水族館公式サイトより

 トラは1970年に北海道・釧路の厚岸町で保護され、おたる水族館にやってきました。晩年は視力の低下により高齢アザラシ専用プールで暮らしていましたが、大病も患わず、敬老の日に特別メニューのタコを誰よりも先に食べ始めるなど元気だったそう。しかし今年4月下旬から徐々に食欲が減退し、寝ていることも多くなり、5月4日午前4時に静かに息を引き取りました。

2年前の誕生会でタコを食べているときのトラ(おたる水族館公式サイトより

 同館は「トラがいなくなってしまったことは大変残念ですが、今後もゼニガタアザラシの飼育展示に尽力していきたいと思います。そして、トラに会いに来ていただいたすべての皆様に厚く御礼申し上げます」とコメント。現在は日本一の数となる50頭以上のアザラシを飼育中で、日本最高齢のゴマフアザラシのイヨ(42歳)も暮らしています。

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