ニュース
ロボットを体内で使う 東工大などの研究チーム、薬のように飲みこむ「origami robot」開発
誤飲したボタン電池の除去などに使えるそう。
advertisement
米国マサチューセッツ工科大学(MIT)、英国シェフィールド大学、東京工業大学による研究チームが、飲みこんで体内で使用するロボット「Ingestible origami robot」を開発したことを発表しました。誤飲したボタン電池の除去などに使用できます。
MITによる動画。「Ingestible origami robot」が動く様子を収録
折り紙のように形状が変わる小型のロボット「origami robot」は、これまでも研究されていました。今回発表された「Ingestible origami robot」は、薬のようにカプセルに入れて飲み込んだ際に、体内で動作するようデザインされているのが特徴。
胃の中でカプセルが溶けると、Ingestible origami robotは磁場の変化に応じて移動します。米国ではボタン電池を誤って飲みこむ事故が年間3500件発生しており、それを体外に排出するために一役買ってくれるそう。
advertisement
今後はセンサーを取り付け、磁場以外の影響によって動くロボットを開発する予定です。
(マッハ・キショ松)
関連記事
胸熱! スカート内からロボットアームが乙女をサポートする「アームスカート」爆誕!
絶景なり、絶景なり……!「全力でスイッチをonするとoffするロボット」の海外版が登場 リアクション芸人ばりのキレ芸を見せつける
見習いたいリアクション。シャープの通話できる2足歩行ロボット「RoBoHoN」の発売日が5月26日に決定 お値段約20万円
シャープ公式Twitter「ロボホンかわいいけど、お値段かわいくないのは、否定しません」。「スカーレット・ヨハンソン」そっくりロボットを独学・自費で作ってしまったデザイナーの情熱がすごい
5万ドルを投じて夢をかなえました。人類終了のお知らせ AIロボットがついに「人類を滅亡させる」と発言
“人類vsロボット”が現実になる日も近い……!?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.