ニュース

高須院長、出版したばかりの自著を絶版に 小学館からの「不適切な表現」書き直し要求を拒否

高須院長はその後小学館と「手打ちしました」と報告。

advertisement

 美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が、パートナーで漫画家の西原理恵子さんとの共著「ダーリンは70歳・高須帝国の逆襲」について絶版にしたと5月30日、Twitterブログで報告しました。

帯の「高須院長、怒りのデス・ロード」がシュールすぎる

 高須院長は「小学館の偉い人」から「『高須帝国の逆襲』に記載された表現に不適切な部分があり、回収することに決定しました。書き直しをお願いいたします」と要請があったことを明かし、「書き直しは断固拒否する!」と激怒。

 「出版の自由は日本国憲法で保証された日本国民の権利なんだ 書いたのは僕だ 吐いた唾を飲むことはしない 絶版にしてもらうことに決定」と5日前に出版されたばかりの著書を自ら絶版にするという異例の手段を取りました。

advertisement
高須院長お怒りの様子

 「ダーリンは70歳・高須帝国の逆襲」は、高須院長と西原さんの交際の様子を赤裸々につづったコミックエッセイで、初版3万部の発行後にすぐ1万部を重版されたというヒット作。一部では“高須院長からの西原さんへのラブレター”とも言われ話題となっていました。

 高須院長が回収決定後、「『高須帝国の逆襲』まもなく市場から消滅する。諸君! 小学館が書店から回収する前に買いなさい! 絶対に貴重品になること請け負いなう」とツイートすると、都内の書店では売り切れが相次いだほか、Amazon本カテゴリで1位に躍り出るなどさらに大きな話題となりました。

頬を膨らませて怒りをあらわにする高須院長
本の帯に書かれた「高須院長、怒りのデス・ロード」がまさかの現実に

 ねとらぼ編集部の取材に対し、小学館広報部は「編集上の不備があったため回収となりました」と回答。また回収に至った経緯については「高須先生と西原先生のお考えを尊重いたしました」として、「不適切な表現」の該当箇所などについては明言を避けました。

 高須クリニックの広報担当者は「不適切な表現」の該当箇所について「小学館さんのレギュレーションなので、お答えしかねます」とした上で、「院長からは小学館さんとすでに円満にお話が済んだと聞いています」と回答しました。

怒りのツイートから2日後、小学館との和解を発表

 高須院長は、問題が表面化してから2日後の6月1日に「小学館と手打ちしました。仲良くやっていきます。今後の方針は会議中です」とツイートして幕引きをはかりましたが、依然Twitterには「どの部分が不適切な表現」にあたるのかなどのコメントが多く寄せられています。

advertisement

(Kikka)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  4. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  5. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  6. 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  7. 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  8. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  9. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  10. 「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」