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高須クリニック院長の自家用ヘリ、被災地救援へ出発 院長自身も現地入りして支援へ

地震発生直前まで熊本に滞在していた院長「僕にとって他人事ではありません」。

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 熊本県を中心に続発している地震の被災者に向けて、美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が、ヘリで救援物資を送り届けるとTwitter上で表明。救援物を積んだヘリが4月19日午前11時ごろに東京から出発しました。



 高須院長は被災者への救援物資を用意する様子などをTwitterで公開。今回の支援は「院長の個人的な気持ちでの支援であること」と「20日の朝一番の飛行機で院長自身も現地入りして直接の支援にあたる」ことが19日、高須クリニックへの取材で明らかとなりました。





 今回使用されるヘリは院長がプライベートで利用しているもので、東京から大阪、大分を経由して佐賀県に移動したのち、20日午前から佐賀−熊本間で物資をピストン輸送することが決定しています。飲料水や米、パンといった食料品からタオル、オムツ、乾電池といった救援物資が届けられる予定です。




 救援ヘリの側面には世界最大の友愛団体とも言われるフリーメイソンのシンボルマークが貼られており、フリーメイソン「京都御門ロッジNo.23」のトップを務める高須院長は「フリーメイソンのグランドマスターから激励の言葉をもらったぜ。『被災地ではフリーメイソン代表して活躍してください』だってさ」とグランドマスターとのやり取りを明かしています。



 なお、当初は熊本県周辺でヘリをチャーターして支援を行う予定でしたが、マスコミ各社が県内のヘリほとんどを押さえてしまっている状況のため、九州地方でヘリを用意する事を断念したとのこと。高須院長は自身のブログに「報道も大事であるが 救援物資を送るのに便利なヘリがメディアに独占されているのには不満がある」とつづり、報道のあり方に一石を投じました。



 今回の高須院長の行動については、「日本のブルース・ウェイン」(バットマンの主人公で大富豪)や、「これぞノブレスオブリージュだ」(持てる者の義務を果たしている)といった称賛の声が上がっています。

高須院長が公開した支援の様子


高須救援ヘリ 東日本大震災の際も、報道陣によるヘリの独占で救援物資の空路輸送を断念。道路の復旧したルートでボランティアに参加したことを振り返った院長

高須救援ヘリ 東京からは飲料水を搭載

高須救援ヘリ 大阪・大分などで給油してから、佐賀空港で準備中の支援物資の元へ

高須救援ヘリ 今後フリーメイソンとしても支援を検討しているとのこと

高須救援ヘリ 一刻も早く被災者の皆さんの元へ


(Kikka)


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