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「好きな人とは正直に向き合いたい」 映画「オオカミ少女と黒王子」日比谷健役・横浜流星の恋愛観

胸キュンしました。

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 5月28日から全国公開中の映画「オオカミ少女と黒王子」。

 八田鮎子さん原作の同名少女マンガを実写化した同作。女子高生・エリカ(二階堂ふみ)と、エリカに「絶対服従」を突きつけるドS王子・佐田恭也(山崎賢人、崎はたつさき)のうそから始まるラブストーリーは、初週の動員ランキングで「ズートピア」に次ぐ好調な滑り出しを見せています。

 同作では、鈴木伸之さん、門脇麦さん、横浜流星さん、池田エライザさん、玉城ティナさん、吉沢亮さん、菜々緒さんらがダブル主演の脇を固めていますが、今回は、佐田恭也の親友で、明るく漢気(おとこぎ)あふれる日比谷健を演じた横浜流星さんにお話を聞きました。

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映画「オオカミ少女と黒王子」日比谷健役の横浜流星さん

―― 日比谷健は、実際に演じてみてどんな役だと感じました?

横浜 恭也の中学時代の親友の役ですが、すごく明るくて元気で仲間思い。もしも現実にいたら、すごく友達になりたいタイプ。映画でも「こういう友達がいたらいいな」と思っていただけるように心掛けて演じました。

―― 健は、“黒王子”こと恭也とはある意味真逆のキャラクターですよね。

横浜 恭也との対比も意識していて、健は明るくて見ていてほほ笑ましくなれるキャラクターにしたいと思っていました。声や立ち振る舞いを元気にきびきびさせて、明るさを出していけたらいいなと考えてやっていましたね。

―― 横浜さん自身は、恭也と健、どちらに近いですか?

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横浜 恭也に共感できる部分はあります。あそこまでドSの黒王子ではないですけれど(笑)。

―― 健は、恭也が唯一心を許している存在ですが、横浜さん自身は、恭也のような複雑な部分がある男の子と出会ったとき、友達になれます?

横浜 なれると思います。逆に恭也のような人の方が知りたいし、自分から向き合っていきますね。それで、相手が本音を言ってくれたらうれしいし、こちらもどんどん伝えていって、いろいろなことを言い合える仲にあこがれるというか、友達とは深いきずなで結ばれたいと思うタイプなので。

―― この作品は、「彼氏がいる」といってしまう見栄っ張りな女の子のうそから始まる恋愛物語ですが、もし横浜さんがエリカのような女の子から「彼氏の振りをして」とお願いされたら?

横浜 本当にそう言われたら……断りますね。楽しくなりそうな雰囲気があったりしたら、「いいよ」と言ったりするかもしれませんが……。実際、そう言われたら、困るので。

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―― エリカのような女の子はどう思いますか?

横浜 うそをつくのはいけないことですし、僕はうそをつかれるのが一番大嫌いなんですけど、好きな人に対して一生懸命な姿はかわいらしいし、いいなあと。

―― なるほど、横浜さん自身はうそから始まる恋愛は「なし」と。

横浜 ないです。(好きな人とは)正直に向き合いたいですね。

―― 撮影の中で印象深かったシーンは?

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横浜 健の自宅はカフェを営業していて、映画でもカフェのシーンが多いんですが、コーヒーの入れ方や、お客さんにコーヒーを渡したり、片付けたりするしぐさをいかに手際よくできるかが大変でした。でも、スタッフさんに本格的なコーヒーの入れ方を教わって、コーヒーが作れたときはうれしかったですね。苦労はしましたが、芝居を通して一つ経験できたなと印象に残っています。

―― 先ほど、恭也に共感するとお話しされていましたが、きずなを大切にするところは、むしろ健と似ているように感じます。健については自分と似ていると思う部分はありましたか?

横浜 友達を大切にするところは似ているのかなと。友達が悩んでいたら何でも聞いてあげたいし、僕は結構相談を受けるタイプ。友達が相談をしてきたら、がんばって自分なりにいろいろと考えて相談に乗っています。

―― 最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

横浜 出てくるキャラクターそれぞれがすごく個性があふれていて魅力的で、どのキャラクターも好きになってもらえると思います。原作を知っている方はもちろんですが、知らない方も楽しめる作品だと思いますので、たくさんの方に見ていただいて、胸キュンしてほしいですね。僕は胸キュンする役じゃないですが(笑)、胸キュンして帰ってほしいです。

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(C)八田鮎子/集英社 (C)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会

田下愛

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