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沼津港深海水族館が”メンダコ”展示の世界記録更新中 カメラを向け続けると死ぬくらい繊細、記録更新の秘訣は?
苦労が実を結んだ。
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静岡県にある沼津港深海水族館の「メンダコ」の展示が7月1日で52日目に突入し、展示の長さの世界記録を更新中です。
今回展示しているメンダコは5月10日に捕獲され、同月11日から展示が始まったもの。このメンダコは深海にのみ生息し、耳のような肉ひれと、ちょこんとした足が特徴的なタコ。墨を吐かず、足を広げても約20センチというサイズでかわいらしい見た目ですが、本来展示は非常に困難なんだとか。
6月に突入し……
ついに記録達成
同水族館によると、このメンダコは良好な状態で捕獲することがそもそも困難で、飼育する際も水質・温度・音・光の色などの繊細な管理が必要。カメラのライトはもちろん、カメラを向け続けるだけでもストレスで死んでしまうそうです。同水族館でのメンダコの飼育は2011年から行っていますが当初は3日ほどで死亡、これまでの展示最長記録も27日でした。
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37日を過ぎても元気に泳ぎます
今回の記録更新の理由について同水族館は「地元漁師達の協力を得ながら、最適な水温や水流の流れ、砂を川の砂に変更するなどの試行錯誤を繰り返してきた。ストレスを与えないため撮影禁止を徹底したこともよかったのではないか」と説明。これまでの苦労が実を結んだ結果といえそうです。
すやすや
展示方法に関しても、”メンダコ”の名前の由来となった平面状の様子を見せるため、横からだけでなく上からも見られるように展示する工夫も。同水族館は「”見てもらうこと”と”飼うこと”の両立を目指し続けてきた。今回のメンダコの記録は大きな一歩になったと思う」と喜びを語っています。
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なにこれほしい。
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