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青いジャム&青いハーブティーが青森で誕生 神秘的とTwitterで話題となり品薄に 

販売会社「あおもり正直村」へ取材しました。

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 透き通るようなブルーが神秘的な「青い森の天然青色りんごジャム」と「オーガニック アンチャンティー」がTwitterなどのSNSを中心に大きな話題となっています。


SNSを中心に話題となっている「青い森の天然青色りんごジャム」と「オーガニック アンチャンティー」のギフトセット3000円(税別)

 7月22日の発売以来、青森県内で注目を集めあっという間に完売したという「青い森の天然青色りんごジャム」(95グラム800円、170グラム1200円、各税別)と「オーガニック アンチャンティー」(500円、税別)。


透き通ったブルーが特徴のアンチャンティー

 爽やかな青色で注目を集める各商品ですが、なぜこうした商品が青森県で生まれたのか、販売会社の「あおもり正直村」にお話を伺いました。

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あおもり正直村・広報さんにインタビュー

――青いジャムが生まれた経緯について教えてください

あおもり正直村 青森で英語教室を経営する小山優子さんが、タイ人女性と出会ったところからプロジェクトはスタートしました。商品には「アンチャン」と呼ばれる青いハーブティーが原料として使用されています。この「アンチャン」を広めることにより原産国であるタイ王国の貧困層を救いたいという思いや、青森県の名産であるリンゴを使った商品をということで、今回の商品開発に至りました。


原材料の「アンチャン」はハーブティー

――「アンチャンティー」をはじめて見たときの印象は

あおもり正直村 最初に「アンチャンティー」の青色を見たときには驚きました。「あおもり正直村」の平均年齢は60歳。「(白神山地の)青池みたいだね」「夏に合いそうな色だね」という意見があった一方で、「外国産はちょっと……」「珍しいけれど長続きするのかな」といった意見もありました。


平均年齢60歳という、あおもり正直村のみなさん

――青色の食品を作ることへの挑戦はどのようにして決まったのでしょうか

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あおもり正直村 食品業界では、青色は食欲減退色としてタブー視されている部分がありましたので、食のプロたちからは反対意見もありました。しかし「一村一品運動でタイの貧困層を助けたい」という思いに説得されて、「タイだけの商品として売るのではなく、青森の文化と融合して『青森に残っていく』商品にしては」と話がまとまりました。

――ジャムに行きつくまでには、どのような過程があったのでしょうか

あおもり正直村 各方面から青森県内の素材を用意しました。チョコレートやアイスクリームなどのデザート類から、麺、こんにゃく、ごはんまで本当にいろいろ試しました。そんな時、小山さんが「青いジャムを検索したが存在しなかった」と話したことがきっかけになりジャムを作ってみようということになりました。

――なぜジャムの味をリンゴ味にされたのでしょうか

あおもり正直村 ジャムの味をリンゴ味にしたのは、やはり青森県の特産といえばリンゴだからです。販売店にお話を聞いた時にも「やっぱり青森といえばリンゴ。ねぶた祭りの時などにもお客さまに紹介しやすい」という意見がありました。

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ギフトセットにはクッキーも

――商品についての反響は

あおもり正直村 7月29日にTwitterで、本商品を取り上げてくださった方がいらっしゃって、そこから初期ロットは瞬殺で完売しました。ねぶた祭りからお盆までの間は作っても作っても売り場に並べると売り切れという状況が続いており、ありがたい限りです。

――今後全国での取り扱いはどうなりますか

あおもり正直村 現在は中三青森本店さんをはじめ、青森県内の百貨店などで展開していますが、全国各地からのお問合せを頂いておりますので今後は9月頃をめどにWebショップの立ち上げを検討しています。


青い森の天然青色りんごジャム 95gが800円、170gが1200円(各税別)

「アンチャンティー」500円(税別)

 これまで全国的といえるお土産が少ないといわれてきた青森県ですが、「青い森の天然青色りんごジャム」と「オーガニック アンチャンティー」が代表的な名産品となる日は遠くないかもしれません。青森に行った際にはぜひ買ってみたいです!

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完売・売り切れ | ギフト | SNS

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