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先日、スペインで発売されたワインが話題を呼んでいます。「Gik」と名付けられたそのワインは、なんとインディゴカラーが特徴だそう。
この青いワインを作ったのは、20代の若者5人からなるスペインのクリエイター集団。驚きなのは、彼らの中に酒造メーカー勤務者やワイナリー経営者などが1人もいないということ。ワイン作り未経験の5人は、「過去を破壊して未来を創造する」ことをコンセプトに開発したそうです。
バスク大学などの協力を得て、2年がかりで完成させた青いワイン。なぜ青いワインなのかについて、開発者の1人は「昨今、血で血を洗うレッド・オーシャン(競争が激しい分野)のワイン業界において、青いワインはまさにブルー・オーシャン(競合のいない分野)だと考えた」と述べています。
気になるのはその味。赤ブドウと白ブドウを独自にブレンドし、ブドウを原料とする青い顔料と天然の藍色着色料で着色されたこのワインには、ノンカロリーの甘味料も加えられているそう。色も相まって、さわやかな甘さが楽しめるとのこと。アルコール度も11.5%とワインにしては低めで、これからの季節、野外などで気軽に飲むことができそうです。
価格は3本で33ポンド(約5200円)。現在販売はスペイン国内のみとされていますが、将来的に日本やアメリカでの販売も検討しているそう。青いワインが定番化する日がくるかもしれません。
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