ネトゲに熱中しすぎて受験も就職も結婚もうまくいったというウソみたいな話 - PR
『マビノギ』のおかげで何もかもがうまくいきました! 11年間打ち込んできた『マビノギ』プレイヤーに直撃。
「11年間、『マビノギ』とともに成長し、『マビノギ』のおかげで就職も結婚もできました」、と語るオンラインゲームの『マビノギ』プレイヤーがいる。現在26歳の保谷安胤(ほうやあいん)さんだ。サービスが開始された2005年から、大学受験、就活、結婚、と保谷さんのそばにはいつも『マビノギ』があった。
『マビノギ』をやりたすぎて修学旅行にパソコンを持ち込んだ高校時代
保谷さん(以下、保谷) 高校受験が終わった中学3年生のころに始めて、そこからもうずっと打ち込んできています。受験も就活も結婚も、人生の重要な出来事はどれも『マビノギ』のおかげでうまくいったと思っています!
―― まずは高校時代のお話から振り返っていきたいのですが、高校時代はどんなマビノギ生活を送っていたのでしょうか?
保谷 高校のころは部活もやっていたので、20時ごろに帰ってきて、1時くらいまでマビノギをして、朝練に行って、夜はまたマビノギをする、という生活をしていました。
―― 部活は何をやっていたのですか?
保谷 野球をやっていました。
―― 野球! 野球した後に夜更かしして、朝練も行くって、すごいですね。
保谷 毎日眠かったです(笑)。高校の友達も一緒に『マビノギ』をやっていたので、休みの日は誰かが「さすがに眠くない?」とか言い出さない限り、ノンストップでやり続けていました。24時間はたぶん超えていたと思います(笑)。『マビノギ』をやっていると食べるのも忘れるし、お腹も空かないんですよね。
―― 大学受験の時期も毎日『マビノギ』を……?
保谷 ええ、もう、もちろんです。欠かさずログインしていました。でも、社会人の方とかともゲーム内で知り合ったんですが、みんな「お前、勉強大丈夫なのか?」とかしょっちゅう言ってくれたんですよ。「勉強は今やっておかないとあとで苦労するぞ」「自分は受験に失敗して後悔してる」と脅してくるんです(笑)
―― それいいですね。
保谷 おかげで、勉強はちゃんとやっていました。「毎日ログインしてるけど大丈夫?」って言われて、「大丈夫です! このクエストだけ終わったら勉強に戻ります!」って。
―― 11年間で、長期間ログインできなかったってことは一度もないのでしょうか?
保谷 一度だけ、諸事情で僕があらぬ疑いをかけられて、警察が家宅捜索に来たことがあったんです。それで、パソコンもスマホも、家族全員のものをすべて押収されたんですよね。しばらくして無事疑いは晴れたのですが、パソコンを押収されたせいで『マビノギ』をできないのが苦痛で苦痛で!
―― どれくらいの期間、できなかったんですか?
保谷 結局、押収された一週間後には新しいパソコンを買ってログインしたんですけどね(笑)。スマホもないから友達に「しばらく休止します」とかも伝えられないし、心配かけたら困りますから。だからログインしなかった期間は最長で一週間くらいですね。あとは、旅行とかで2~3日ログインできないことはたまにありますが。
―― 旅行中、『マビノギ』をやりたすぎて早く帰りたい! とかならないのでしょうか?
保谷 一緒に旅行に行くメンバーがたいていマビノギプレイヤーなんですよ。旅行中に『マビノギ』の話をできるので、大丈夫です(笑)。あ、でも、高校の修学旅行で沖縄に行ったときに、僕だけパソコンを持って行きました。一台だけ持って行って、宿でみんなでやろうって言って。
―― ノートパソコンを?
保谷 いえ、デスクトップです。
―― えっ。
保谷 当時のノートパソコンだと、スペックが足りなかったんですよ。空港に荷物を預けて送るつもりが、機械系はできないと言われてしまったので、紙袋に入れて機内に持ち込んで頑張って運びました。結局、宿でネットをうまく繋げられなくて、重いパソコンをただ持って行って帰るだけでしたが。
『マビノギ』のおかげで1000人と出会いました!
―― 『マビノギ』がきっかけでどれくらいの方と出会ったのでしょうか?
保谷 出会っただけだと1000人超えています。自分でオフ会もたくさん企画していますし、公式のイベントも欠かさず行っているので、家にはもらった名刺が1000枚以上あります。公式のイベントはいつも抽選なのですが、幸い毎年当選できてるんです。
―― 当選するための工夫って何かしていますか?
保谷 読まれているのか分からないですが、応募するときにアンケートとかメッセージの欄があったら、文字数いっぱいに書くようにしているんです。もちろん、複数アカウントは使わず、1つのアカウントだけに一球入魂しています! 複アカで応募すると何かしらでバレそうで怖くて。『マビノギ』への熱い思いや意見、感想をびっしり書いて、力いっぱいEnterを押しています! 最近では、「僕のも代理で書いて」って頼まれることもあるんですよ(笑)
―― 替え玉受験みたいですね(笑)
保谷 さすがに本当に代理で応募したことはないですが、いつもどういうことを書いているかくらいのアドバイスはしています(笑)。イベントがあるときは、遠方から来ていて宿がない人を泊めることもしょっちゅうですね。僕、実家暮らしで、ひとつ大きな部屋が余ってるんです。何人も呼んでみんなで鍋をして、夜はみんなログインしたいので、一台だけあるパソコンを順番に使うための列ができます(笑)
―― 列になるほどの人数を泊めてるんですか! すごいですね。
保谷 一番多くて20人弱ですね。あと、イベントのあとに二次会を企画して、当選した人も外れた人もみんなで居酒屋で飲むのも恒例です。
―― ゲーム内で知らない人に話しかけて友達を作ることもあるのでしょうか?
保谷 ありますあります! 例えば、ゲーム内ですれ違った人が身に着けている装備やアクセサリーがカッコよかったら、「お、それいいじゃん!」とチャットでどんどん話しかけます。8割方、ビックリして逃げていくんですけどね(笑)。でも、2割くらいは反応してくれるので、そこから探索に行くこともあります。
―― だんだん分かってきましたが、保谷さんってめちゃくちゃ積極的な方ですね?
保谷 そうだと思います(笑)。大学生のころは、朝5時まで一緒に雪山でドラゴンを倒した後にチャットで雑談をしていて、「岐阜においしいラーメンがあるから今度遊びに来てください」という話になったから、そのまま車で岐阜まで行ったこともありました。岐阜のほかにも、山梨や福島くらいまでなら、その日に突発的に遊びに行ってました。
『マビノギ』のおかげで結婚もできました!
―― 『マビノギ』のおかげでご結婚されたと最初に仰っていましたが、どのようにして出会ったのでしょう?
保谷 入籍は2カ月後なのですが、出会いは『マビノギ』プレイヤーの友達とのオフ会で、友達が連れてきていたのが今の婚約者である彼女でした。僕と彼女は当時、使っている固定のサーバーが違ったので、一緒に冒険したことはなかったんですよね。趣味や話が合うと感じて、何度か会っているうちに交際に発展する、という、流れとしてはよくある感じです。
―― 彼女もヘビーユーザーなのでしょうか?
保谷 そうですね。課金すると決めたときの金額がすごくて、たまにタガが外れて10万円くらい使っています(笑)。僕は一番使っても2万円くらいなのですが。
―― どんなデートをするんでしょう? 家でずっと一緒に『マビノギ』をやっているとかですか?
保谷 外には出かけるんですが、デートの約束についてとかは『マビノギ』内のチャットでやっていました。
―― LINEとかメールではなく?
保谷 はい。お互い毎日ログインしているので、「明日どうしようか?」とか、チャットします(笑)。
―― 保谷さんは積極的に色々な人と交流を持つだけに、それについて彼女が嫉妬したり怒ったりしないんですか?
保谷 それはもう日常茶飯事です(笑)
―― 見知らぬ女性プレイヤーとあんまり仲良くならないでほしい、とか言われるのでしょうか?
保谷 いや、そういうレベルではなく、ゲームの中のキャラクターがほかのキャラクターとイチャイチャしているっぽい動きをしているだけでダメなんですよ。ゲーム内の街の中で立ち止まっていたら、たまたま知らないキャラクターが横に来て、それが手をつないでいるっぽく見えたから、「それダメだよ!」と言われたことがありました(笑)
―― 結構厳しいんですね(笑)
『マビノギ』のおかげで就職もできました!
―― 『マビノギ』がなかったら、自分の人生はどう変わっていたと思いますか?
保谷 『マビノギ』がなかったら……。『マビノギ』と出会ってなかったらですよね……。うーん、想像つかない。それくらい10年以上も打ち込んできたことなので、『マビノギ』がない生活が考えられないです。就活の面接でも、『マビノギ』の話をしたから採用されたんじゃないかと思ってますし。
―― サークルやバイトの話ではなく、『マビノギ』の話を。
保谷 そうです。普通はサークルで頑張った話をするんだと思いますが、僕がずっと続けてきた自慢できることといったら『マビノギ』なので。いかに熱を入れてやってきたかを話したら、「面接でゲームの話する人なんてキミくらいだよ」と、面接で食いつかれて内定をいただけました(笑)。今は年下の就活生のプレイヤーに、うちの会社を勧めるようにしています。実際、次の春に一人入って来るんですよ! こうやって会社内に『マビノギ』プレイヤーを増やしていければと思っています。
―― 布教活動ですね。
保谷 こんなにたくさんの感動をくれた『マビノギ』に、僕は恩返ししたいんです。僕にできることといったら、プレイヤーを増やすことと、プレイヤーが離れないように引き留めることだと思うので。まだ『マビノギ』をやっていない友達にも、隙あらば、ちょっとでいいから! ちょっとだけ! ちょっとだけやってみて! つまらなかったらすぐやめていいから! と勧めるようにしています(笑)
―― このインタビューの1時間で、すっかり私もやりたくなってきました。
保谷 ぜひ!
『マビノギ』は今年で11周年を迎えたオンラインRPG。戦闘だけでなく料理人や音楽家などとして各キャラクターごとの暮らしを楽しめる「ほのぼの生活系RPG」というスタイルが特徴です。ストーリーにこだわらずかわいいキャラクターを着飾って自由な生活を満喫するなど、楽しみ方は人それぞれ。興味を持った人は「ちょっとだけやってみて(保谷さん風)」はいかがでしょう。
提供:株式会社ネクソン
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2016年9月13日
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