クレジット決済サービス「WebPay」が終了へ　4月にAPIの提供を停止

　LINEは10月31日、ウェブペイが提供するクレジット決済サービス「WebPay」の終了を発表しました。4月30日に課金機能とAPIの提供を停止し、5月31日の最終の売上入金をもってサービスを終了します。

　WebPayは2013年に正式にローンチされた、ECサイトやWebサービス、モバイルアプリを対象としたクレジットカード決済サービス。わずか数時間で組み込めるAPI、最短3営業日の審査期間など、従来に比べ決済システムが手軽かつ安全に導入できる点が国内外で高く評価されていました。LINEは昨年2月、決済サービス「LINE Pay」の事業化を加速させるため、両社合意のもとウェブペイを買収しました。

　LINEはサービス終了の理由について公表しておらず、「サービス終了に伴いご迷惑をおかけすることを深くお詫び申し上げます。また、これまで『WebPay』をご愛顧いただき、サービスを支えてくださったことに、心より御礼申し上げます」「今後も『LINE Pay』をはじめとした、お金にまつわる様々な取り組みを積極的に行ってまいります」とコメント。11月1日から新規の商用環境利用の申請受付を停止。利用者に向けQ&Aも公開中です。