ジャッキー・チェン「骨もたくさん折って」初オスカー像、スタローンやシュワルツェネッガーらが続々祝辞を投稿
62歳の生きるレジェンド。
アクション俳優のジャッキー・チェンが11月12日(現地時間)、映画界の発展に貢献した人物に贈られるアカデミー名誉賞を受賞。Twitterでは「誇らしく、幸せで、言葉がない」と喜びを投稿していたジャッキーに、彼と親しいアクション俳優たちが次々に祝辞を投稿しています。
シルヴェスター・スタローンは自身のInstagramに受賞の瞬間を撮影した動画とオスカー像を手にするジャッキーの写真を投稿し、「偉大なる唯一無二のジャッキー・チェン。近いうちに一緒に仕事をしたいね! 僕らはいまだ自分たちの仕事をとても愛している…たとえ痛みを伴っても!」とコメント。ジャッキーがハリウッドでの活動を開始する前に共演した「アラン・スミシー・フィルム」(1997年)以来の本格的な共演が見られるとしたら……(見たい)。
現在撮影中の中露合作映画「Journey to China」でジャッキーと共演するアーノルド・シュワルツェネッガーは同作の撮影現場を投稿。2004年の映画「80デイズ」でも共演した2人が寄り添った画像からは、2人の仲の良さが伝わってくるよう。「偉大な友、ジャッキー・チェンへの素晴らしい名誉をお祝いします。200本もの映画を作った君はまさにオスカー像にふさわしい。君はいつも僕をインスパイアしてくれる」とジャッキーの受賞を喜んでいます。
また、ジャン・クロード・ヴァン・ダムも「我が友ジャッキーチェン、生涯の偉業に値するオスカー受賞おめでとう」とお祝い。投稿された画像は2014年の第17回上海国際映画祭の「ジャッキー・チェン国際アクション映画ウイーク」発表会でのものでした。何だか楽しそうな雰囲気。
そして「ラッシュアワー」シリーズのよき相棒でもあるクリス・タッカーは、授賞式でプレゼンターも務めました。壇上でジャッキーは、「映画界で56年働いてきて、200本以上の映画を作り、骨もたくさん折って、そしてついにこれが僕のものになりました」と、初のオスカー像を手にするまでの苦労を冗談を交えて語り、タッカーも「生きるレジェンド」だと賛辞を贈りました。
15日には自身の公式サイトとFacebookで「オスカーの旅が終わりましたが、心からの“ありがとう”を言う機会に恵まれました」と報告したジャッキー。受賞の際、その功績をたたえるスピーチをした俳優のトム・ハンクスや女優のミシェル・ヨー、タッカーらの名前を挙げ、さらに審査員や居合わせたすべての人に謝辞を述べています。ジャッキーは既に北京へ戻って撮影をはじめており、これからもベストを尽くしみんなに楽しんでもらえるような映画を作り続けるとしています。
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