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「ミュシャ展」2017年3月に開催 スラヴ叙事詩全20点の一挙公開はチェコ国外で世界初

2017年は日本とチェコの国交回復60周年。

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 チェコの芸術家「ミュシャ」の作品を集めた「ミュシャ展」が、2017年3月8日から6月5日まで国立新美術館(東京都港区)で開催されます。

「ミュシャ展」 スラヴ叙事詩「原故郷のスラヴ民族」

 アルフォンス・ミュシャ(チェコ語発音:ムハ、1860-1939)はアール・ヌーヴォーを代表する芸術家の1人。美しい女性像や流麗な植物文様など、優美で装飾的な作風が多くの人を魅了してきました。


四つの花「カーネーション」

四つの花「ユリ」

四つの花「バラ」

四つの花「アイリス」

 一方で、自身のルーツである“スラヴ民族”のアイデンティティーをテーマにした作品も数多く描きました。晩年の17年間をかけた集大成の作品「スラヴ叙事詩」は、最大で縦約6メートル、横約8メートルの巨大な油彩画。同展ではこの「スラヴ叙事詩」全20点をチェコ国外で初めてまとめて公開します。

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スラヴ叙事詩「スラヴ式典礼の導入」
スラヴ叙事詩「東ローマ皇帝として戴冠するセルビア皇帝ステファン・ドゥシャン」
スラヴ叙事詩「スラヴ民族の神格化」

 さらに、ミュシャが世間に認められるきっかけとなった女優サラ・ベルナール主演の舞台「ジスモンダ」のポスターや、彼女のためにデザインした「蛇のブレスレットと指輪」、パリで活躍したミュシャが「スラヴ叙事詩」に至るまでの作品、約100点も公開します。観覧料は当日一般1600円(税込)、前売券・セット券・各種割引が用意されています


ジスモンダ

蛇のブレスレットと指輪

《スラヴの連帯》プラハ市庁舎天井画(下絵)

《自力II 犠牲と勇気》プラハ市庁舎壁画(下絵)

ヒヤシンス姫

「第6回ソコル祭」ポスター

アルフォンス・ミュシャ

《スラヴ叙事詩》を制作するアルフォンス・ミュシャ、ズビロフ城アトリエにて

ミュシャ展

【会期】2017年3月8日~6月5日 毎週火曜日休館(5月2日は開館)

【開催時間】10時~18時 金曜日は20時まで 入場は閉館の30分前まで

【会場】国立新美術館 企画展示室2E

【観覧料】当日券(一般)1600円、(大学生)1200円、(高校生)800円

【主催】国立新美術館、プラハ市、プラハ市立美術館、NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社

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