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ジミー・ペイジ演奏せず……イベント公式サイトは「演奏の予定は最初から無い」、KLab側と見解食い違い

イベント公式サイト・KLab Entertainment共に発表を削除しています。

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 ロックイベント「CLASSIC ROCK AWARDS 2016 2016」で、世界的ギタリストであるジミー・ペイジさんが演奏を行わなかった問題で、CLASSIC ROCK AWARDS 2016の公式ページに「ジミー・ペイジさんが演奏する予定は最初からなかった」とする文言が一時掲載されました(現在は削除されています)。この件を巡っては、14日に主催のKLab Entertainment(以下、KLab)が「演奏する予定だったが本人の意思で中止になった」とする発表を行っており、両者の見解が食い違う形となっています。

サイト上に公開された公式声明(CLASSIC ROCK AWARDS 2016より、現在は削除済み)

 CLASSIC ROCK AWARDS 2016では、チラシにジミー・ペイジさんの名前を大きく配置するなど、事前にジミー・ペイジさんが演奏を行うかのような告知を幾度も続けていました。しかし、当日は数分間の登壇のみで演奏は行わなかったためファンの間で返金を求める声が上がるなどトラブルに発展。イベントの告知を巡っては、KLabの社長である真田哲弥さんも、自身のFacebookに「大御所ジミー・ペイジとジェフ・ベックのセッションは多分これが見納め」と投稿していました。

 主催していたKLabは14日、このトラブルを受けサイト上に謝罪文を掲載。「ギターとアンプの用意をしていた」「フェス形式のため演奏内容の変更を完全に防ぐのは難しかった」と当時の状況を説明し、演奏が行われなかった理由については「本番直前にジミー・ペイジ氏の意向によって演奏が中止となった」と説明。クラシック・ロック側の見解とは食い違う形でしたが、この謝罪文は15日に突如サイトから削除されています。

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14日に発表された謝罪文(クラシックロックアワード2016より、現在は削除済み)

 見解が食い違う両者ですが、演奏しないことが事前に決まっていたとするクラシック・ロック側と、本番直前に突如中止が決まったとするKLab側が共に発表を削除する異例の事態となっており、ファンからは困惑の声も。KLab側の謝罪対応を巡っては、弁護士の奥山倫行さんが公開質問状をネット上に公開する(関連記事)など、騒動の収束はまだ先となる見通しです。

 なお、KLab Entertainmentにクラシック・ロック側との認識の食い違いについてや、謝罪文を削除した理由などについて問い合わせましたが、「情報収集中のため現在は答えられない」と回答しています。

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KLab | ラボ | アワード | 謝罪 | イベント | トラブル

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