猫が挟まっていると思いきや 英国動物虐待防止協会、過去に寄せられた変てこ通報の例を紹介
あるあるネタ満載。
動物の虐待や救助について通報を24時間受け付けている、イギリスの非営利団体「英国動物虐待防止協会(RSPCA)」。窓口には27秒に1回も電話がかかってきますが、たまに通報者の勘違いで思わず笑ってしまうような事例が寄せられてくるそうです。このたびRSPCAはそのいくつかを公式サイトで公開しました。
例えば12月のこと、壁に空いた穴に猫が挟まっていると通報があったそうです。スタッフがすぐに現場の家へと向かうと、壁にはそもそも穴が空いていないことに気付きました。どこに猫が挟まるんだろう、と困った様子でいると、通報者が猫の鳴き声と思っていたものは、近所の家から聞こえるゲーム音でした。猫とゲームの音を勘違い。
またこのような事例も。ある日、ロフトの上にヘビが出たと連絡が怯えた様子で入ってきました。担当のスタッフは外来種にも対応できる装備で駆けつけて、ロフトを慎重に登っていきます。そこにいたのは、ただの子どものおもちゃだったとか……。おもちゃのヘビを本物だと思ってしまうことありますよね。
ほかに、床の下に動物が挟まっているという通報も。挟まっているのはどんな動物か、どうして挟まってしまったのかも分かりませんが、ただただ悲しげな泣き声が聞こえてくると家の人は話します。スタッフが駆けつけ部屋へと入ると、異音の原因を発見。外にあるバラの茂みがなびいている音でした。これは本人も恥ずかしいのでは。
このようにRASPAでは、ちょっとした思い違いで通報してしまうおかしな出来事も多いのだとか。大半は悪意のないものですが、限られた人数で対応しているようですのでむやみに電話をすることは避けたほうがよさそうですね……。ほかにも同様のおもしろエピソードが公開されているので、興味があればRSPCAのサイトで見てみてください。
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