オーストラリアで毛がもこもこすぎる羊を保護 命が危ないので毛刈り職人を急募 → まさかの国内チャンピオン登場
チャンピオン「遠くから羊の悲メェが聞こえてね」(アテレコ)
9月2日(現地時間)にオーストラリア・キャンベラで、毛をもこもこに生やし過ぎた羊が保護されました。命に危険が及ぶほど毛が多かったため、救助した動物保護団体・RSPCA ACTが毛刈り職人をネットで急募したところ、毛刈り選手権の国内チャンピオンがその役目を引き受けてくれることに。熱い展開だ……! →続報:すっきりした! オーストラリアで保護されたもこもこすぎる羊の毛刈り完了
ABCニュースによると、羊はRSPCA ACTのスタッフがキャンベラで発見。保護したのですが、定期的に刈られていなかったため毛が深刻な疾患をもたらすほど大量に生えていました。羊の写真をみると、頭の毛が目を覆うわ体が3倍くらいに膨らんでいるわ、もこもこしすぎてまるで別の生命体のよう。毛が重すぎるためか、この1匹を大人3人で運んでいる写真もありました。
早急に刈らねばということで、RSPCA ACTはすぐに毛刈りできる人を求めてFacebookやTwitterで呼びかけます。するとユーザーも拡散したり候補者の電話番号を書き込んだりと協力し、約4時間後には請け負ってくれる人が決定しました。
手を上げてくれたのはなんとオーストラリアの毛刈り選手権の優勝者・Ian Elkinsさん。肩書きだけで頼もしさ半端無いのですが、RSPCA ACTのFacebookには「界隈でもっとも間違いなく信頼できる毛刈り人だ」「彼はヤバイ。毛刈りで動物を本当に落ちつかせることができる」との彼の腕を保証するコメントも書き込まれ、とにかく羊をいい感じに刈ってくれそうです。
Ianさんはすでにキャンベラに到着しており、3日朝に毛を刈るとのこと。RSPCA ACTのスタッフはTwitterで羊の現在のもこもこ姿を投稿し、「朗報です、毛刈り職人が見つかりました! 羊がどうなるかは明日みなさんにお見せします!」と宣言しています。ビフォーアフターにわくわく。
(黒木貴啓)
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