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ジミー・ペイジが演奏せず物議かもしたロックイベント、次回以降は開催中止に
開催権を持っていた会社が倒産したため、次回以降の「CLASSIC ROCK AWARDS」は開催されないことに。
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昨年ジミー・ペイジさんが演奏しなかったことが問題となった(関連記事)ロックイベント「CLASSIC ROCK AWARDS」(CRA)の次回以降の開催を中止すると、主催の1社KLab Entertainmentが発表しました。
主催3社のうちの1社であり、CRAのブランドや開催権の原所有者であるTeamRockが昨年末に倒産。これによりKLabがTeamRockから取得していた3年間の東京での開催権に関する契約が無効になり、CRAのブランドやイベント開催権などの資産は管財手続の対象になりました。
KLabともう1社の主催社は、管財人を通じてブランドや開催権を取得しなおすべく交渉を進めていたものの、競売によりFuture plcが取得することが決まったため、開催できなくなったと説明しています。
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同イベントは、チラシにジミー・ペイジさんの名前を大きく配置するなど、事前にジミー・ペイジさんが演奏を行うかのような告知を行っていたにもかかわらず、当日に演奏を行わなかったことが問題に。Klabは昨年末のプレスリリースでこの原因について、演奏が確約されたかどうかについてTeamRock側と認識の違いがあったと述べています。
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