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「化女沼レジャーランド」の廃墟テーマパーク化が中止に 売却後の見学・撮影等は禁止

同施設は「廃墟マニアの聖地」と呼ばれテレビ等でも話題になり、その動向が注目されていました。

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 10年以上前に閉園し“廃墟”となった遊園地「化女沼(けじょぬま)レジャーランド」(宮城県大崎市)。2017年1月には初の「廃墟テーマパーク」として開業するプロジェクトが始動していたが、同月末に企画の中止が発表された(関連記事)。

企画者のshoukakuさん

 プロジェクトでは企画者のshoukakuさんが、クラウドファンディングにて購入金額5億円のうち不足分の1億2000万円を目標金額として設定していた。開業に成功した場合には、敷地内にある温泉を利用しつつ「廃墟ツアー」などを開催する予定だったが、「メディア等でも取り上げられ各企業との交渉も進め、自身もこれからと意気込んでおりましたが、後藤社長(※同施設の所有者)もどうすることも出来ず土地の売買契約が別で進んでしまい、残念ながら断念せざるを得ない状況となりました」と、実現できなくなった経緯を話している。

廃墟となった「化女沼レジャーランド」の入り口

 また以前に後藤社長から依頼を受け、同施設の引き取り手を募集していた(関連記事)廃墟マニアでTwitterユーザーのよごれん(@yogoren)さんも「今月末を目処に後藤社長から所有が他社へ移ることになりました」「不本意な形での最後となってしまいました」と事態を報告。

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 施設は間もなく売却の見通しで、今後は見学・撮影等はできなくなる。

不思議な雰囲気を漂わせていた朽ちた遊具

(宮原れい)

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