アスクル倉庫火災ようやく鎮圧へ 火災発生から6日が経過、消火中の社員立ち入りは「事実」
【追記】9時30分ごろにほぼ鎮圧したとのこと。
2月16日に発生した事務用品通販会社・アスクルの倉庫火災が、発生から6日目の2月22日9時30分ごろにほぼ鎮圧したことが分かった。
火災が発生したのは国内最大級の規模を誇っている物流センター「ASKUL Logi PARK 首都圏(埼玉県入間郡三芳町)」。アスクル広報担当によると、22日9時半ごろに埼玉県より「鎮圧となった」との連絡が入ったとのこと。なお11時には三芳町の公式サイトに「2月22日午前11時、火災の延焼等の危険がなくなったため、上富の物流倉庫西側6世帯16人の避難勧告を解除しました。(三芳町長)これにより、避難所(中央公民館)を閉鎖します」とのお知らせが掲載されている。
火災は2月16日9時頃に発生。従業員が倉庫内のダンボールが燃えていることを確認、初期消火及び通報を行っていた(関連記事)。
火はなかなか消し止めることができず、一時周辺住民に対して避難勧告が発令されたほか、通販サイト「ASKUL」「LOHACO」では火災発生直後に一時的に注文の受付を停止するなど影響が出ていた。
なお一部で報じられた「消火活動中にアスクルの社員が立ち入った」といいう情報については、「立ち入りは事実」とした上で、安全確認についてアスクル側が判断したのか、消防側が判断したのかなどについて現在確認を行っているとした。
追記:当初アスクルの担当者から「鎮火」と聞いていましたが、正しくは「鎮圧」であるとの確認が取れました。タイトル及び本文を修正しました。「鎮火」とは火災が消火され、消防隊による消火活動が必要ではなくなった状態を指し、「鎮圧」とは消火活動により火災の勢いを弱くした状態を指します。改めて取材したところ、2月22日17時半までに「鎮火」の確認は取れていないとのことです。
(Kikka)
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