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小池都知事、満員電車の解消に「快適通勤ムーブメント」を実施 2020年東京オリンピックに向け
鉄道利用者と鉄道事業者が連携して取り組む運動となります。
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小池百合子都知事は2月24日に行われた定例記者会見にて、満員電車の混雑の緩和に向けた「快適通勤ムーブメント」の実施を発表しました。
これは快適な通勤を体験・効果を実感してもらうことを目的として、2017年の夏より実施。2020年の東京オリンピックを見据えて継続的に行われます。
内容としては、鉄道利用者や民間企業らに時差出勤・フレックスタイム・テレワークの導入などの協力を依頼。また鉄道事業者側では、例として「早起きキャンペーン」などで協力者へのポイント付与を行っていることを挙げ、さらには「混雑の見える化」などへの取り組みを期待。またこれらに積極的に参加する鉄道事業者や民間企業に対しては、表彰制度を設ける予定です。
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今後は「快適通勤プロモーション協議会」(第1回)をゴールデンウィーク前後に実施。小池知事以外に、国や民間企業、鉄道事業者らが参加し、混雑緩和のためのアイデアを練り、「快適通勤ムーブメント」への協力を呼び掛けるとしています。
(宮原れい)
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