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アサヒカメラが特集「写真好きのための法律&マナー」連載開始 「損害賠償&削除要請マニュアル」の大反響受け

まとめサイトやSNS等での「写真の無断転載問題」に切り込んだ内容が話題になっていました。

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 以前に「損害賠償&削除要請マニュアル」を掲載し、多くの書店で完売が続出するなど話題になった写真専門誌「アサヒカメラ」(関連記事)。これを受け同誌で、4月号(3月20日発売)から連続12回のシリーズ特集「写真好きのための法律&マナー」の連載が開始されます。

「アサヒカメラ」2017年4月号

 まとめサイトやSNSなどにおける“写真の無断転載問題”に切り込んだ8ページの特集企画が2017年2月号に掲載されると(関連記事)、注目を浴びていた問題だったこともあり完売が相次ぐ事態に。そのため「手に入れられない」という読者の声が寄せられ、次号の3月号ではそれに応える形で同記事を再掲載する異例の措置がとられました。

 その流れで新たに始まる連載では、今度は反対に“行き過ぎた著作権意識”の問題に注目。著作権が声高に叫ばれるあまり、本来触れられるはずの作品や論評までが共有できなくなる恐れがあるとして、発表・投稿する側に向けた「写真好きのための法律&マナー」を毎号8ページでスタートします。

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「著作物かどうか」という基本から追っていきます

 第1回となる4月号では「まとめサイト問題から考える『SNS時代の著作権』」と題した、引用に関する注意点について弁護士による解説・アドバイスを掲載。「未公表の著作物は引用できない」「自分の作品との明瞭な区別」「自分の作品がメイン(主従関係)」「引用する必然性と関連性」「改変は禁止」「出典の明記」という6つのポイントをイラスト付きで分かりやすく説明します。

 価格は980円(税込)で、特別小冊子として「第42回木村伊兵衛写真賞」の受賞作品集と京都国際写真祭「KYOTOGRAPHIE」(4月15日開催)のガイドブックも付いてきます。

被害者にも加害者にもならないための注意点を掲載しています

(宮原れい)

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