羽海野チカ先生も絶賛　「3月のライオン×LION」のピタゴラ装置動画がすごいクオリティー

　LIONと「3月のライオン」のコラボプロジェクト動画「ツナガルムービー」が特設サイトにて公開され、そのクオリティーの高さからファンの間で話題になっています。これはすごい……！

　作品に登場するキャラクターや名シーンをモチーフに、将棋の駒などの小道具がドミノ倒しからスタートするピタゴラ装置で展開する同ムービー。ピタゴラ装置としての仕掛けのすごさもさることながら、主人公・桐山零の「さまざまな人たちとのつながり合い」の成長物語を同時に描いていて、装置の進行とともに挿入される漫画の1コマ1コマが心を打ちます。

　作者である羽海野チカ先生も絶賛していて、「何度見ても、嬉しくて、生まれたばかりの友達の赤ちゃんを見たみたいな顔になってしまいます…」とツイート。「このムービーを見て、私のやっていることは外に繋がってるんだって…」と、漫画を描いている時には分からなくなるという“窓の外の世界”を感じられる映像に、あらためて感謝の言葉を述べています。

　装置セット作成から撮影、出演したエキストラからLION社員まで、全員が「3月のライオン」のファンで制作されているということで、違和感のないようにLION製品が背景として登場していたり、それさえもうまく物語の感情や内容に合わせてあったりと、細かい部分にもこだわりが感じられます。

　Twitterでは「素晴らしい」「ステキ」という声に、「号泣する」「何回見ても涙がでる…」「ジーンときた」とたまらず感動したという声が多く上がっていて、心が「あったかくなった」と幸せな気持ちになった人の声がみられました。

　なお撮影場所は映画版「3月のライオン」でも使われた“川本家”で行われ、劇中に登場する川本家の猫（ミケちゃん）の姿も。特設サイトではメイキングの他、動画内で登場したキャラクター・小道具がみられます。

（宮原れい）