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目の肥えた審神者よ集え! 日本刀に彫る芸術「刀身彫刻」の企画展が開催中 刀を手にとっての鑑賞会も
日本刀の新しい楽しい方を紹介
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日本刀に彫刻を施す芸術「刀身彫刻」をテーマにした特別展「刀に彫る -刀身彫刻の世界-」が、福井県の福井市立郷土歴史博物館で開催中です。期間は3月24日~5月7日。伝家の宝刀という言葉があるように日本刀は武器だけでなく宝物としても人々の心を捉えてきましたが、そんな日本刀の美に焦点をあてた企画展です。
同展では、歴史的な名品から現代の刀鍛冶の作まで41口の刀剣を展示し、刀身彫刻の歴史を広く紹介。徳川家お抱えの刀鍛冶・初代康継が初めて刀に葵紋を刻むことを許された際に製作した「脇指 銘(葵紋)」など、重要文化財も2点公開されます。「刀剣乱舞」ブームの影響で近年は刀剣の企画展が数々と行われてきましたが、彫刻という視点から美術品としての刀の魅力を再発見できそう。
4月2日~9日の1週間は、表裏に彫刻のある作品を反転して“裏側”の刻印を公開。刀の裏側って気になりますよね。刀身彫刻の実演や刀を実際に手に取って鑑賞の作法、見どころを教えてくれる入門講座も開催。また、漫画家・かまたきみこ先生の刀を題材にした作品「KATANA」の複製原画も展示されます。
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開館時間は9時から19時まで、会期中の休館日はありません。観覧料は一般600円で、リピート割引あり。特別展観覧券の半券を持参すると観覧料が半額の300円になります。
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