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原宿系ファッション誌「KERA」の月刊発行が終了へ 5月からデジタルマガジンが登場
コミュニティー機能などを持つ総合サイトとして継続する予定。
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月刊ファッション誌「KERA」の発行が、6月号(4月15日発売)で終了することが発表されました。デジタルマガジン、コミュニティーなどの側面を持つ総合サイトに移行するとしています。
「KERA」は1998年の創刊以来、「いちばんリアルな原宿ストリートマガジン」というキャッチコピーを掲げるファッション誌。ジェイ・インターナショナル(モール・オブ・ティーヴィーから社名変更)から19年にわたって発行されてきましたが、読者ニーズや出版業界の変化を受け、デジタルマガジンに移行することになりました。第1号は5月16日に登場する予定。
また、スマホユーザー向けの「KERAコミュニティー」の提供、全国展開している店舗「KERASHOP」、同誌のECサイトとの連携強化も行う方針。今後は「雑誌のブランド力を活用したマルチメディア展開」に取り組むとしています。
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誌面に登場した経験を持つ人気声優の上坂すみれさん、モデルや女優として活動する阿知波妃皇さんらは「勇気を出してやっとこさ買っていた中学生のわたしよ安らかに……」「学生のときからずっと憧れてた雑誌」とTwitter上で反応。いち読者として、思い入れの強い雑誌だったようです。
「KERA」自体が無くなるわけではありませんが、かなりのショック
単なる仕事先ではなく、ファンとしても思い入れのある雑誌
(マッハ・キショ松)
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