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電線で感電して羽が焦げてしまったオウム、羽の移植手術を受ける
また飛べるようになりますように。
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電線で感電して羽が焼け焦げた一羽のオウムが、パース動物園に運び込まれました。このオウム、羽への損傷がひどく下半分は焦げてなくなってしまっていました。そこで、ちぎれた部分に新しい羽を接着する移植手術をすることになりました。動物園はその様子を動画で公開しています。
移植手術の方法は、亡くなったオウムから羽を取り出し、傷ついたオウムを麻酔で眠らせてから1本1本接着剤でちぎれた羽につけていくというもの。上手に貼り付けるコツは、接着剤が乾く前に正しい角度で適切な場所に羽をつけることだそうです。
慎重に、丁寧に……医師たちの素晴らしい手技で、オウムの羽は全てきれいに接着されました。
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羽の接着に問題がなければ、オウムは野生に帰るためのリハビリセンターへ。そこでは移植した羽を使って飛行能力や体を鍛えることになります。そして毎年2月から4月に発生する羽の生え変わり時期に、移植した羽は自然に抜け落ちるそうです。
野生のオウムは絶滅の危機にひんしており、パース動物園では多数のけがをしたオウムの治療・リハビリ・野生に返す活動と、彼らの健康に関する研究を積極的に行っています。
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