大相撲VRに白鵬＆琴奨菊　ガチのツッパリ飛んでくる横綱級のハイパーリアル：ニコニコ超会議2017

　ニコニコ超会議2017「大相撲 超会議場所」の特設ブースにて、「大相撲ニコニコVR場所」が　ニコニコ超会議2017「大相撲 超会議場所」の特設ブースにて、「大相撲ニコニコVR場所」が出展。普通の相撲観戦とは一味違う、迫力満点の体験が味わえます。

　特設ブースは、実際の土俵を一回り小さくしたような見た目。VRゴーグルを装着すると、特設ブースと連動して土俵の映像がリアルに再現されます。間もなくして、VR空間上に横綱白鵬と、琴奨菊が登場。なんと行司の視点で迫力の取り組みが見られてしまいます。VR開発はGen8が担当。動きを完璧に再現するため制作スタジオに8トンもの砂を搬入。スタジオに本物の土俵を作った上で、実際に白鵬と琴奨菊を招いてモーションキャプチャーを敢行したそうです。

　VR力士同士の取り組みが終わり、すごい迫力だった……と満足していたのもつかの間。再度力士が土俵入りしてきました。そう、今度はプレイヤー自身がVR上で取り組みを体験できてしまうのです。見合って見合って、ハッケヨイ……。

　のこった！　と、ここで驚くのが、VR力士の動きに合わせて「ドン」と押された感覚があること。プレイヤーはゴーグルをしているため、現実の土俵上で何が起きているのか分かりませんが、実は運営スタッフがVR力士と同じ動きでツッパリを仕掛けてきていたのです。びっくりした！

　筆者が体験した際は運営スタッフが押してくれましたが、タイミングが良ければ本物の力士が立ち会ってくれることも。目の前に本物の力士がいるのに、体験中はVR力士しか見えないとは。なんともぜいたくな特設VRでした。