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東日本大震災から6年間休業していた気仙沼市「氷の水族館」が営業再開 担当者「復興に向け、地元に貢献したい」
魚を閉じ込めた透明な氷柱などを展示。
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東日本大震災の影響で休業していた「氷の水族館」(宮城県気仙沼市)が、6年ぶりにリニューアルオープンしました。地元企業・岡本製氷冷凍工場による、氷を使ったアート作品を展示する施設。
氷点下を下回る館内には、魚介類を閉じこめた透明な氷柱、氷の彫刻などが展示。気仙沼産業センターによる運営のもと、岡本製氷が作品の納入を行っていましたが、2011年の東日本大震災で被害を受けてしまい、長期にわたって休業。4月29日から運営元を岡本製氷に移行し、営業再開されました。
岡本製氷の担当者に話を伺ったところ、気仙沼市は今なお復興の途上にあり、同社の業績も震災以前の水準まで戻っていないとのこと。しかし、新しい取り組みにチャレンジして「地元に貢献したい」という思いから、「氷の水族館」のリニューアルオープンを決定したのだそうです。
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約6年ぶりとなる営業再開に合わせて、展示方法を一新し、プロジェクションマッピング、イルミネーションなどを導入。同社の独自技術で製作した魚介類の氷柱に活用し、固定されて動かない魚の「静と動」を演出しているといいます。
4月29日のオープン後は休日だったこともあり、客足は好調で「ゴールデンウィークも来場者が集まると思う」と担当者。「一人でも多くの人に見てもらいたい」と、装いを新たに再スタートを切った「氷の水族館」に期待しているようでした。
(マッハ・キショ松)
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