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日本人と外国人とでは観光スポットの評価が違う 日本の観光地に寄せられた口コミを分析

口コミ数は増加傾向にあり、外国語については1.5倍。

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 トリップアドバイザーが2016年に寄せられた日本の観光地に関する口コミを分析した結果、日本人が高く評価するスポットと外国人が高く評価するスポットに大きな違いがあることが分かった。

 日本の観光スポットに寄せられた日本語の口コミと、外国語の口コミの評価点や投稿件数をもとに、人気の観光スポットランキングトップ10を各県で集計したところ、2015年と比べて人気のスポットの入れ替わりも見られた。なお、京都の伏見稲荷大社は日本人にも人気の観光地として1位に輝いている。

 全言語の口コミ数が最も多かった上位5県(東京都、北海道、京都府、大阪府、沖縄県)それぞれの人気観光スポットトップ10は以下のとおり。

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東京都の2016年人気の観光スポットトップ10(※カッコ内は2015年の順位。「初」は前回圏外だった施設)
日本語1位のJAL工場見学と外国語1位のフクロウカフェ
北海道の2016年人気の観光スポットトップ10(※カッコ内は2015年の順位。「初」は前回圏外だった施設)
日本語1位の旭山動物園と外国語1位の旭岳
京都府の2016年人気の観光スポットトップ10(※カッコ内は2015年の順位。「初」は前回圏外だった施設)
ともに1位になった伏見稲荷大社
大阪府の2016年人気の観光スポットトップ10(※カッコ内は2015年の順位。「初」は前回圏外だった施設)
日本語1位のなんばグランド花月と外国語1位のROPコメディー
沖縄県の2016年人気の観光スポットトップ10(※カッコ内は2015年の順位。「初」は前回圏外だった施設)
日本語1位のニシ浜ビーチと外国語1位の美ら海水族館

 2016年の1年間に日本の観光地に日本語で投稿された口コミ数をベースに集計した。日本の観光地に投稿された口コミは日本語・外国語とも増加傾向で、特に外国語は前年に比べて約1.5倍の伸びを見せた。日本語の口コミでは埼玉県が、また外国語の口コミでは沖縄県が対前年比でみて投稿数の割合が他県よりも増えているという。

2016年に各都道府県の観光地に対して、日本人旅行者から投稿された口コミの割合
2016年に各都道府県の観光地に対して、外国人旅行者から投稿された口コミの割合

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