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やしろあずきの日常―― どうしても定時で帰りたいときに使える技をまとめてみた(2/3 ページ)

皆、残業はしたくないよね……。

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定時に帰る方法、合法編

  • 「徹底周知、念押し」

 繁忙期などの場合「今日は定時で帰る!」と定時間際に突然言われても上司や同僚は困ってしまいます。

 いや、定時で帰ることに困られること自体アレなんですけど。そこはもう置いておいて……1人でも多くの人に「今日アイツは定時で帰る(つもり)」ということを認識させておくだけでだいぶ結果が変わってくると思います。

 もしかするとあなたが定時で帰りやすいように仕事を手伝ってくれる同僚だっているかもしれません。聖人ですね。

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 なので、定時で帰りたい日はその日の朝、遅くても昼までに自分が関わるセクション全体に対し「今日は用事のため定時で帰りたい」ことを共有しておくと良いと思います。

 特に上司にはもう言葉を交わすたびに定時退社という言葉を織り交ぜ、サブリミナル効果を引き起こさせるぐらいには執拗(しつよう)に定時で帰るということを念押ししておくと良いかもしれません。

  • 「事前予約」

 先に発表した「徹底周知、念押し」は定時退社予定日の当日もしくは前日に使う技ですが、「事前予約」はそれこそ一週間、一カ月前ぐらいに「この日は絶対に定時で帰る」と上司や関係各所に伝えておく技です。

 さすがに数週間~数カ月前から定時退社を予約していれば、当日上司に「それは困る!」なんてことを言われても反論できる材料は多いですし、上司がその日きちんと定時退社できるように仕事の配分を考えてくれるなんてこともあるかもしれません。

 またこの技で重要なのは口頭での予約は絶対にNGという点です。

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 会社で使っているメッセンジャーのログやメール……なんでも良いので「私は~日前からこの日に定時退社することを決めていましたよ」という証拠を残しておくと定時退社日当日に上司に「え? 今日定時なんて言ってた? 覚えてない」なんて頭のネジがすっ飛んだようなことを言われてもなんとかなります。そんな上司がいるのかって? 全然います。

  • 「鉄の意志」

 新入社員とて、時には強い意志を持つことも重要です。

 定時退社を絶対に阻止できる権限など契約で定められていない限りありません。帰りたければ帰ってもいいんです。

 「絶対に定時で帰る」という強い意志と周りの反応を気にしない鋼のメンタルを持てば、どんなに現場が炎上していたって帰ることは不可能ではありません。合法です。

 ただ、僕もこれを試してみて分かったのですが、忙しい中1人定時退社しようとしたときのまわりの空気というのは想像以上に重く、無事に帰れたとしても次の日から同僚が突然白々しくなるなど、定時退社と引き換えに少し信頼も失うことになる技なので、できる限り前に紹介した「徹底周知」や「事前予約」を使うことをオススメします。

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 定時退社をして信頼を失うような世界には一刻も早く滅びてほしいですね。

 以上のような理由から、どうしても鉄の意志を発動せざるを得ない状態になった場合は、「定時で帰れなかったらお前の家族全員に呪いをかけてやる」ぐらいの意志の強さで望むべきだと思います。

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