食べる宝石の集合体! パリのパティシエが作るルービックキューブ型ケーキが美しすぎる
しかもちゃんと動いちゃうんです。
フランスのパティシエ、セドリック・グロレさんが作る立体型パズルのルービックキューブをモチーフにしたケーキ「Rubik's Cake」が芸術的な美しさです。なにこれずっと見ていられる……。
ケーキはルービックキューブと同じように、小さなキューブ状のケーキが連なってできているよう。9つに並べられたミニキューブ状ケーキが3段に重なった立方体となっており、そのカラフルな色合いにうっとり。見た目が鮮やかなだけではなく、それぞれの味も異なっているこのケーキ、レモン、すみれ、パッションフルーツ、チョコレート、ピスタチオ、ココナッツ、マンゴーなど、さまざまなおいしさを一度に楽しめてしまいます。
さらに9つのミニキューブ状ケーキを並べる黒い台は動かすことも可能。さすがに縦に動かすことはできませんが、それでもつい童心に帰って遊んでしまいそう。美しくおいしく、しかも楽しい、1粒で三度おいしい仕様になっています。
このケーキが食べられるのはフランス・パリにあるレストラン「ル・ダリ」。5つ星のさらに上に格付けされる“パラスホテル”の称号を持つ「ル・ムーリス」内にあります。予約必須で、持ち帰りは不可。お値段は1つ220ユーロ(約2万7000円)でおよそ3・4人分だそうです。ちょっとお高めですがこのクオリティーなら仕方がありません。
ホテル内の名物レストラン「ル・ムーリス アラン・デュカス」のシェフパティシエでもあるグロレさんは、2016年のルレ・デセール(フランス発祥の国際的なパティシエ・ショコラティエの協会)による「最優秀パティシエ賞」をはじめ数々の賞を受賞。創造的で美しいデザートを生み出し、親しみやすい人柄でも慕われる彼は31歳の若さでトップパティシエとして活躍し、そのノウハウを伝える活動にも意欲的です。Rubik's Cakeは日に日に改良を重ねられ、味もビジュアルもどんどん進化しており、今後どのように発展していくのかも楽しみのひとつ。日本でも食べられるようにならないかな……。
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