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「銀魂」の前売り、堂本剛演じる高杉役のデザインが売り切れ続出 公式が高額転売の禁止を呼び掛け

ファンから不満が出ていますが、前売り券の増刷・再販も行わないと決定しました。

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 堂本剛さんが演じる高杉晋助役をデザインした映画「銀魂」の限定前売り券が、6月10日の発売直後から多くの劇場で売り切れており、ファンから不満の声が続出しています。配給のワーナー・ブラザーズ・ジャパンは対策を検討した結果、前売り券の増刷・再販売は行わないと15日に発表しました。同時に、オークションサイト等での高額転売をしないよう呼び掛けています。

10日に発売された「銀魂」のムビチケ第3弾(映画「銀魂」公式Twitterより)

 映画「銀魂」では、ネットで座席指定ができる前売り券「ムビチケ」をベースにした、全9種類の限定前売り券を販売。1枚に登場人物1人を描いたデザインで、1400円(税込)。6月10日に第3弾となる高杉晋助バージョン、桂小太郎(役:岡田将生)バージョン、志村妙(役:長澤まさみ)バージョンの3種類が発売されました。映画の公式サイトによると「総柄1種類につきお1人様2枚まで」と購入制限も設けていたそうです。

販売中のムビチケ9種類(映画「銀魂」公式サイトより

 しかし高杉晋助バージョンは堂本剛さんの人気もあり、発売日に売り切れる劇場が続出。その後オークションサイトやフリマアプリで、高杉バージョンのみが1枚5000円前後の高額で多く出品されました。映画の公式Twitterには「高杉バージョンがうちの地元では完売でした」「朝から並んだのに高杉バージョン買えませんでした」と入手の困難さを訴え、前売り券の増刷や再販売を求める声が寄せられます。

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フリマアプリ「メルカリ」で高杉晋助バージョンが高額転売される様子(モザイクは編集部で加工)

 事態を受けワーナー・ブラザーズ・ジャパンは12日、「大量に用意させていただいたのですが、予想を上回る反響につき、ご購入できないお客様がいらっしゃったこと、誠に申し訳ございません。至急に対策を検討しておりますので、近日中に改めてご報告させていただきます」と発表。

 そして15日、増刷・再販売は行わないと決定。「一部のお客様より再発売のご要望を頂戴し、慎重に検討させていただきましたが、第1弾発売当初より『限定品につき、無くなり次第販売終了となります』と事前告知しており、販売初日朝より劇場にお並びになってご購入されたお客様に対して申し訳ないと判断し」たと、理由を説明しています。

 「ヤフオク!」や「メルカリ」では今現在も1枚5000円前後で取引されています。配給側は「本商品の営利目的での転売は禁止されております。オークションサイト等で高額転売されている方はムビチケ利用規約に反しますので直ちに引き下げてください」と訴えました。

 公式Twitterには今回の対応に「ご検討ありがとうございます」「苦渋の決断ですよね」と感謝や同情の声が寄せられる一方、「準備枚数不足ではないか」「転売屋が喜ぶだけです」「残念です」と不満を漏らす人も少なくありません。

ちなみに福田監督は

 ちなみに脚本・監督の福田雄一さんは10日にTwitterで、今回の件に「どうしようかなあ。ワーさんナーさんに頼んでみますが、難しかったらカタカナのツヨシの方を新たに作るってのは、いかがでしょ」と反応していました。ムロツヨシさん演じる平賀源内バージョンの登場を匂わせる発言に、「ツヨシ熱望致します! 」「1番欲しいやつ!」と歓迎の声が多くあがっていました。本作のキャストの人気ぶりがうかがえる一件です。

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