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Googleの作画AIにさらなる進展 ユーザーが描きかけた落書きに線を足して完成してくれる
横棒1本引いただけで、草木を描き足して庭の絵にしてくれました。
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Googleが、人間のように線画を描くAI「sketch-rnn」について進展を発表しました。「ネコ」「ブタ」といったテーマを与えて作画させる研究を経て、ユーザーが描きかけた落書きを完成させるデモを公開しています。
上部のプルダウンメニューで選んだお題に沿ってマウスで落書きし、途中で止めるとAIが残りの線を描いてくれる仕組み。例えばお題に「pig」を選び円を1つ描いて止めると、そこを起点に目鼻や胴体を描き足し、いろいろなパターンでブタの絵を完成してくれます。試しに「garden」のお題に対し横棒を1本だけ引いてみたところ、草木を生やして庭の絵に仕上げてくれました。だいぶ賢い。
1つの落書きに対し、9つの完成形を描くデモも公開。多彩なパターンの落書きを同時に描いて見せてくれます。
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さらに、2つの異なる絵をもとに両者の中間となるような絵を補完して描くデモや、ユーザーが描いた手本の絵をまねて描くデモも公開。学習が進めば、AIが人間の発想や作業を手助けしてくれるかもしれません。
(沓澤真二)
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