ニュース

『ミスター味っ子』『将太の寿司』の直筆原稿、1話まるごとを作者がネット販売 「終活の一環として」

寺沢大介先生が手元に保管していたマンガ原稿をプレミアムバンダイで販売開始。なんとも豪華企画。

advertisement

 『ミスター味っ子』『将太の寿司』などで知られるマンガ家の寺沢大介さんが“終活”と称し、代表作の直筆原画を1話分ずつネットショップ「プレミアムバンダイ」で販売し始めました。料理マンガの金字塔の原画がこんなたやすく手に入っていいのか……まさに大盤振る舞いな企画です。

寺沢先生の直筆原画が1話まるごと買えるだとぉ!?
料理マンガの金字塔『ミスター味っ子』『将太の寿司』

 販売するのは、『ミスター味っ子』『将太の寿司』『ミスター味っ子II』『喰いタン』から38話分。複製原画ではなくこの世に1つしか存在しない直筆原画となり、1話分が5万4000円(税込)となります。寺沢さんがずっと手元で保管していたものになり、多少は写植の文字やトーンが欠けたり日焼けしたりしていますが、「それも“味”とご了承下さいませ」と自ら説明しています。

販売ページには寺沢先生による紹介マンガも
38話分がずらり
寺沢先生

 もともと寺沢さんが「終活の一環として」「自分に何かあったときに家族が処分に困るだろう」と原画の放出を考えていたことから実現した企画。「陽一や将太、聖也をみなさんが手元に大事に置いていてくれたら作者としてこんな嬉しいことはないです」(寺沢さん)。

advertisement

 プレミアムバンダイではマンガ家の直筆原画を販売するプロジェクトを今後も展開予定で、寺沢さんの原稿はその第1弾になります。すでに売れている原稿もちらほら……思い入れのエピソードがないか、今後どんなマンガ家の原画が登場するか、プロジェクトの行方にも期待です。

(C)寺沢大介 (C)寺沢大介/講談社


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  4. 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
  5. 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  6. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  7. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  8. 放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
  9. 脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
  10. 父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】