DMMが7月11日リリース「魔王の始め方オンライン」長期メンテで全額返還 多数の不具合やFGO酷似指摘
公式Twitterには「現在リニューアル作業中」の表記も。
DMM GAMESが7月11日にリリースしたブラウザゲーム「魔王の始め方オンライン(リンク先18歳以上対象)」が、7月19日から長期メンテナンスを開始しました。このメンテナンスでは、ポイントの利用、いわゆる「課金」をしたユーザーにDMMポイントで全額返還をする異例の措置が取られています。
同作は、笑うヤカンさんによる小説「魔王の始め方」をゲーム化したもの。リリース直後からアイテムの無限増殖といった致命的な不具合の報告が多数あがるなど、不安定な立ち上がりに。サービス開始4日で悪質なアカウントの凍結も実施されています。
さらに、戦闘などゲームシステムがTYPE-MOONの「Fate/Grand Order(FGO)」に酷似しているという指摘もユーザーから多数あがっていました。原作者の笑うヤカンさんも、「ゲーム化したと思ったら何故か奈須きのこ先生(※編集部注:「Fate」シリーズのメインシナリオライター)に喧嘩売ったことになってた」と自身のTwitterで述べています。
そんななか7月19日から緊急メンテが実施され、21日には「想定以上に時間を要することが判明」したとし、「ゲーム内のアップデートを含めた長期のメンテナンス」となることが発表されました。また詳細は不明ですが、公式Twitterトップの背景には「現在リニューアル作業中」とも書かれており、単なる不具合修正だけなのか、それともゲームシステム自体のリニューアルを伴うメンテナンスなのかは不明です。
また、メンテナンスの理由や終了時期の予定などについてDMM GAMESに質問を送りましたが、現段階では回答は得られていません。
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