11月16日に「他社の権利を侵害しているのではないか」といったうわさが立ったまま1日でサービスが終了してしまったDMMの新作オンラインゲーム「カオスサーガ」(関連記事)について、DMM GAMESのトップページにコメントが掲載されました。「『カオスサーガ』の配信停止について」というタイトルで、簡単に事情が説明されています。
以下、コメントの全文転載です。
この度、弊社は、弊社のオンラインゲームプラットフォーム「DMM GAMES」において配信されていた、「カオスサーガ」について、同ゲームの提供・運営元である株式会社ブライブより、同ゲームが他社の権利を侵害している可能性があるとの連絡を受けました。
権利侵害が事実であれば、コンプライアンスの観点から弊社としても看過できかねる上、弊社の利用規約に違反することにもなるため、株式会社ブライブの同意のもと、「DMM GAMES」における「カオスサーガ」の配信を直ちに停止することと致しました。
なお、既に「カオスサーガ」にてDMMポイントを消費されたお客様に対しては、ポイントの返還を済ませております。
この度は、「DMM GAMES」におきまして、かような混乱が生じてしまったことにつきまして、深くお詫び申し上げます。
同作はスクウェア・エニックスの「FF11」のデータを流用しているのではないかといった指摘がユーザーからあがっていましたが、サービス終了の理由が「他社の権利の侵害」となるとやはり事実であった可能性が高そうです。
また、同作は中国企業の37GAMESが運営する「Guardians of Divinity」のローカライズ版だったのではないかといううわさもあがっていますが、「カオスサーガ」のサービスが終了してしまったため編集部では事実確認ができませんでした。現在この件について、DMMとブライブに確認をとっています。もし事実であれば、海外で「FF11」のデータを流用したゲームが運営され続けていることになります。
過去にはDMM GAMESの「刀剣乱舞」でも開発元であるニトロプラスの画像の盗用が判明し、画像の差し替えが行われたことがあります(関連記事)。
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