「控室に刃牙を呼びに来た人」って覚えてる人いるのかよ! モブキャラだらけの刃牙×佐賀県のコラボサイト公開
「グラップラー刃牙」「バキ」「範馬刃牙」を丸暗記してるファンなら分かるはず。
佐賀県が、格闘漫画「グラップラー刃牙」シリーズとコラボ! ……したのですが、制作されたプロモーションサイトがマニアックすぎます。「片平恒夫巡査(34歳)」って、完全にモブキャラじゃねえか!
「グラップラー刃牙」シリーズの登場人物たちが、佐賀県の名物などを紹介していく内容なのですが、主人公・範馬刃牙をはじめとした有名どころは一切出てきません。起用されているのは、同キャラが炭酸抜きコーラを飲む理由を見抜いた「控室に刃牙を呼びに来た人」のような、ドがつくほどのマイナーキャラばかり。読者なら当然覚えているであろう「ビスケット・オリバ」などのサブキャラクターも外されており、代わりに「オリバのタキシード(筋力だけで突き破ったもの)」が掲載されています。確かにそんなシーンあったけど、ちゃんと覚えてる読者、何人いるんだよ!
そのせいで、範馬勇次郎に麻酔銃を発射した「腕っこきの狩人(ハンター)」、素手で削られた「打岩」を見せた「中国拳法のすごさを教えてくれた人」といった具合に、一部キャラクターは名前すら紹介できない事態に。チョイスがディープすぎて、作者・板垣恵介さんの想定を超えてしまったようです。
それにしても、どうして佐賀県は、合計100冊を超える「グラップラー刃牙」「バキ」「範馬刃牙」を隅から隅まで読んでいなければ、「あ、こんなキャラいたな!」と思い出せない超マニアックなコラボ企画を行ったのでしょうか。ファンなら、同シリーズの外伝に「佐賀」ならぬ「SAGA」という作品があることが思い浮かぶかもしれませんが……その登場キャラは起用されていないもよう。
(マッハ・キショ松)
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見る方法は「透視能力を身につける」「明治時代にタイムスリップする」「地底人になる」の3つだそうです。
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