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「絵師アカウント凍結問題」、Twitterが見解の一部示す 「凍結の原因は何らかのルール違反」「多数の通報だけでは判断しない」

個別の理由は開示できないものの、「蚊を殺した」と発言しただけで凍結を行うことはないそうです。

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 絵師や漫画家のアカウントの凍結が相次いでいる問題(関連記事)について、Twitterが見解の一部を示しました。まず公式アカウントで、「ユーザーから日本語で受けた報告や意見は全て目を通している」「(凍結などの)アクションをとるかどうかは法律とTwitterのルールに基づく」といったスタンスをあらためて明言しています

凍結されたアカウント

 第三者からの悪意ある通報によって、いわれなき凍結がなされていると目されている本件に関し、編集部は同社への取材を進めています。最初に「状況は把握しており、既に社内での話し合いを始めている」「ルールの見直しも検討している」といった回答を受けていましたが、先ごろ途中経過として報告を受けました。まず、「凍結および制限を受けたアカウントでは、何らかのTwitterルールに違反することが行われていました」とのこと。

 さらに、凍結の理由など個別の案件について詳細は開示できないとしつつ、参考として「蚊を殺した」「童貞を殺す服」といったツイートでは凍結されないとコメントしています。

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「蚊を殺した」をTwitterで検索

 同社は「多くの方に報告されているからというだけで凍結などを行うことはありません。ツイートを確認し、ルールに照らしあわせています」ともコメント。機械的な判断で凍結が行われているとの推測を否定しています。しかしルール違反をした覚えがないのに凍結されたとの報告も寄せられています。Twitterでは引き続き、なにが原因で凍結されたのかを個別で調査中としています。

 Twitterより一定の見解は示されましたが、個々の事例について凍結の理由が開示されていないため、混乱を招いているのも事実。現在もなお、原因不明のアカウント凍結に悩んでいるユーザーは少なくありません。編集部は引き続き取材を進めていきます。

(沓澤真二)

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