ヒカルの“告発”動画について所属プロダクション「VAZ」の見解は　VAZ従業員の関与は事実？　復帰予定は？

　YouTuberのヒカルさんが9月4日に投稿した謝罪動画が波紋を呼んでいます（関連記事）。これを受けてVALU側も9月5日、一部内容を否定するコメントを発表しましたが（関連記事）、もう1つの当事者であるVAZ（ヒカルさんの所属プロダクション）は動画についてどのように捉えているのか。VAZ側に質問メールを送ったところ、すぐに回答がありました。

　ヒカルさんは動画内で、今回の企画について、かなり初期の段階から「VAZの関係者も関与していた」と説明。またこれまで沈黙を保っていたことについても「VAZとの話し合いで、法律問題に発展しているため、この件について発言しないでほしいと言われていたから」と説明するなど、見方によっては自社を告発するような内容も含まれていました。

　今回の動画について、そもそもVAZ側は関知していたのか、実際にVAZ側は企画に関与していたのか。以下、VAZ側からの回答です。

VAZからの回答

――　今回の動画内容について、VAZとしては関知していましたか。

VAZ広報：VAZ社としてクリエイターの要望を受け、内容も承知の上で出させていただいたものです。本件についてはプレスリリースも掲出させていただきました。

――　VAZの従業員が当初から企画に関わっていたというのは事実でしょうか。また、これはVAZの業務として関わっていたと考えてよいのでしょうか？

VAZ広報：こちらは事実です。ただ業務としてではなく、ヒカルが動画でも説明させていただいた通り、個人的に関与をしておりました。

――　井川氏のVA売却や、ヒカル氏らの大量売却について「問題ない」とアドバイスしていたとありましたが、これは事実でしょうか。

VAZ広報：大量売却の経緯にかかわる詳細事項については、現在VALU社との間で法律問題に発展しており、双方弁護士を立ててやり取りをしておりますので、現時点での開示は控えさせていただきます。

――　今後メンバーの活動はどうなるのでしょうか。

VAZ広報：現時点では無期限の活動休止、とさせていただいており、まったくの未定です。

――　一部メンバーがTwitterで、休止期間について「1カ月間活動休止」とツイートしていましたが（現在は削除済み）、厳密には「解散」というよりは「一時的な解散」ということでしょうか。

VAZ広報：本件はメンバーの勘違いによるもので、現時点で具体的な復帰の目途はございません。

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　なお、同社が同日公開したプレスリリース「関西コレクション振替イベントご参加予定者の皆様へのお知らせ」を見ると、今後のメンバーの復帰予定については「ヒカル、いっくん（禁断ボーイズ）の復帰の目処が立ち次第、弊社ホームページ/本人のTwitter等でご報告させていただきます」とのこと。文面を見るかぎり、まだ具体的なめどこそ立っていないものの、復帰の予定がまったくないというわけではなさそうです。