advertisement
VALUは8月29日、VA(個人の価値を売買できる擬似的な株式)の取引ルールについて新たな制限を設けたと発表しました。同サービスは先日、人気YouTuberをめぐる騒動(関連記事)を受けて、新たなルールを設けるとしていました。
同サービスでは現在、既に「売買注文は1営業日あたり10回まで」「1人のVALUに対する売買注文は1日1回まで」などの制限や値幅、出金の制限が設けられています。「価格操縦行為のさらなる規制と利用者保護のため」として、さらに9月4日から「1日に売却できるVAは、対象VALUの総発行VA数の10%未満」「1回に購入できるVAは、最大10VAまで」の制限が加わります。
同日から取引ルールの変更に伴って利用規約も一部改定。またVALUと株式は異なることを規約などでもより明確するため文言を修正するとしています。VALUは当初「だれでも、株式会社のように、あなたの価値をトレード」とWebサイトに記載していましたが、現在は「だれでも、かんたんに、あなたの価値をトレード」となっており、「株式会社のように」という記述が削除されています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- VALU、YouTuberヒカル氏らが所属するVAZにユーザーへの損害賠償など勧告
顧問弁護士から内容証明郵便で通知書を送付。 - YouTuberヒカルの「VALU大炎上」とは何だったのか ヒカルがTwitterで経緯説明、暴落したVAは最高値で買い戻すと謝罪
VALU全体が大混乱に陥る騒動となりました。【訂正】 - 質屋アプリ「CASH」、早くも上限1000万円に到達し初日の査定を終了
秒でキャッシュ枠が減っていく……。 - 質屋アプリ「CASH」がサービス再開 キャッシュ化限度額は1日1000万円までに
ブランド物の買い取りに特化して、アイテムを送りやすくなったそう。 - アプリ「CASH」が査定機能一時停止 現金化総額は3億6000万円以上
想定ダウンロード数は2万9241回、アイテムがキャッシュ化された回数は7万2796回。