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東京・NY間を37分で! 火星移住用ロケットを利用した国際線旅客機をイーロン・マスクが提案

その発想はなかった。

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 Space X社のCEOを務めるイーロン・マスク氏が、火星移住用ロケット“BFR”を国際線旅客機として使用するアイディアをIAC(国際宇宙会議)にて発表しました。これは一度大気圏外までロケットを飛ばすことで、世界旅行にかかる時間を大幅に短縮してしまおうという構想。これによると、地球上のどこでも1時間以内に到着できるとのこと。

 YouTubeにアップロードされたイメージ映像は、ニューヨークの人々が上海までたった39分でどのように到着するかという光景を描いたもの。人々がニューヨーク・ハドソン川にある発射場まで船で向かい、大気圏外までロケットで飛んだあと上海へ向かう姿が描かれます。なお、この間の最高速度は2万7000kmにもなるとのこと。

早朝6時半のニューヨーク
ハドソン川にあるロケット発着場で乗り込みます
いざ、宇宙へ
2万7000kmという猛スピードで地球を横断します
一時間足らずで上海に到着

 同社らしい大胆な形で短時間の世界旅行を提案したSpace X社。実現化される時が今から楽しみです。

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(大里ミチル)

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