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キングコング西野、5500館の図書館へ自身の著書を自腹で寄贈 「貸し出しが書籍の売り上げに貢献する」

全国の図書館職員へのメッセージも

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 キングコングの西野亮廣さんが自身の著書『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』を全国5500館の図書館に自腹で寄贈したことをブログで明かしました

(画像は西野さんのブログより)

 これは、10月13日開催の「全国図書館大会 東京大会」で文芸春秋の松井清人社長が「文庫は借りずに買ってください」と主張していた件を受けてのもの。松井社長は文庫本の売上減少について「(図書館での文庫本貸し出しが)全く無関係ではない」「文庫本くらいは自分で買おう」と自身の考えを明かしていました(関連記事)。

 これに対し、西野さんは「僕は出版に関してはズブの素人で、憶測で発言できる身分でもありませんので、結果だけでお話しします」と前置きしつつ、全ページを無料公開し大ヒットした絵本『えんとつ町のプペル』(関連記事)の例では、無料で読めたからもう要らないと考える“買わない人”が増えた一方で、買って家に置いておきたいと考える“買う人”も増えたと主張。図書館による本の貸し出しについても「書籍の売り上げに圧倒的に貢献してくれている」と自身の考えを語っています。

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『えんとつ町のプペル』は発売後3カ月で20万部を突破(画像は西野さんのブログより)

 10月4日に発売し、発売後6日で10万部を超えたという『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』。寄贈を行った理由は「貸し出しが書籍の売り上げに貢献してくれていることを証明する為」とのこと。なお、不要だった場合は返品も受け付け、返品にかかった費用と(気持ちばかりの)人件費を支払うとしています。

10月4日に発売したばかりの『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』(画像はAmazon.co.jpより)

 西野さんは全国の図書館職員へ「図書館で出会って、手元に置いておきたくて購入した本は、これまでたくさんあります。子供の頃から、ずっとお世話になりっぱなしです。恩は必ず返します」とメッセージを送り、ブログを締めくくっています。

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