お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんが6月28日、お笑い芸人をやめることをブログで発表しました。
ことの発端は、27日深夜に放送されたテレビ朝日「EXD44」。同社の若手ディレクターが、同じ制作時間・予算という条件の下で作り上げた映像コンテンツを放送するという番組で、今回は度々ネットで炎上している西野さんが、「SNSで厳しい意見を送る人たち」と直接会って話をすることに(公式サイトでは6月30日夜中0時まで西野さん登場回を配信中)。
Twitterで意見のある人を募り、喫茶店で待つ西野さんの前に登場したのは黒いマスクをした若い女性。いわく、西野さんが近年、芸人のほかに絵本作家としても活動していることに違和感を持っているそう。そこで西野さんは、「芸人とは自由に生きる人だ」と、詳細に「芸人の定義」を説明します。
勝ち誇った表情を見せる西野さんですが、そこに新たな刺客(男性)が登場。その男性も先客の女性と同じように、芸人が絵本を描くことに違和感を抱いているとのこと。平静を装うとするも、だんだん顔がひきつってくる西野さん。「さんまサンがドラマに出たじゃん」「たけしサンが映画を撮ったじゃん」「又吉君が小説を書いたじゃん」と例をあげますが、納得する様子はありません。
最終的に西野さんは、2人を納得させるべく「絵本作家になります」「芸人辞めます」と宣言。よしもとのマネジャーにも「(芸人を辞めることを)会社に言っといて」と伝えます。ブログでは、「すでに事務所には届けを出して、プロフィールは『絵本作家』に変更させていただきました。まさか深夜のバラエティー番組の一企画で職業が変わることになろうとは」と、事務所に伝えたこともつづられており、Twitterのプロフ欄も「漫才をする絵本作家です」へと変更済み。
肩書は「絵本作家」に変わりましたが、芸人としての活動はこれからも続けていくそう。最後に西野さんは「お笑い芸人は本日をもって引退します。デビューから16年、本当にありがとうございました。今日から心機一転、絵本作家・キングコング西野亮廣を宜しくお願い致します! お笑い芸人ではなく、絵本作家として一人でも多くの方に認知していただきたいので、この記事をシェアしていただけると嬉しいです。宜しくお願い致します」と新たな一歩へ向け、思いをつづりました。
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「楽しそうな人を選ばせていただきます」とのこと。