あらゆるショートカット操作を片手に集約 イラストレーターの作業を爆速化するデバイス「O2」がクラウドファンディングに登場
「倒す・回す・押す」だけで、仕事はかどる。
クリエイターがキーボードのショートカットキーやUIでおこなっていた煩わしい操作を最適化し、作業効率を加速してくれる入力デバイス「O2(オーツー)」。BRAIN MAGICは、クラウドファンディングサービス「Makuake」にて、「O2」の販売を10月25日より開始しました。
よく使用する機能やショートカットキーをあらかじめ設定することで大幅な作業時間を短縮することができ、「O2」本体から手を離さずに「ブラシ濃度変更」や「コマ送り・コマ戻し」などの連続する変化を伴う作業をより効率的にしてくれるというもの。マクロ機能により一連の流れ作業を自動化することもできるそうです。
本体は「倒す・回す・押す」という3つの動作で、キーボードのショートカットやUIなどで行っていた操作をより直感的に実現する「OrbitalEngin」、8つのスイッチが搭載され、スイッチ1つに「ブラシ」「鉛筆」「消しゴム」など複数のツールを登録することができる「FlatRing」、プロファイルと色をひもづけることにより、Photoshop向け設定時は青、Illustrator向け設定時は黄色など、展開しているプロファイルの識別が可能な「GlowRing」から成っています。
「illustrator」や「Photoshop」をはじめ、「Flash」「After Effects」「Indesign」「Bridge」など、プロファイル切り替えによる複数のソフトに対応していますので、いくつかのソフトを使って作業しているクリエイターも「O2」1つあれば作業することができます。
コマンド一覧から選択するだけで、よく使うショートカットキーを最大256種類を好きなように割り当てたり、Photoshopのブラシの濃度やレイヤーの不透明度の調整も可能となっており、「O2」を使用すれば、毎日の入力工程を大幅に削減することができそう。
腕への負担を軽減するエルゴノミクス設計、また、個々人の手の大きさに合わせ、高さの調整ができるので、長時間の作業でも疲れにくいよう配慮された設計となっています。
これならショートカットキーを覚えなくても感覚的に操作することができそうですし、ジョイスティックを使って作業がスムーズにはかどりそうです。クリエイターそれぞれが自分専用にカスタマイズできるのもうれしいポイントですね。
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