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触れた場所の“色”に反応して音を奏でるリング型楽器「Specdrums」 服でも壁でも何でも鍵盤に

色と音の組み合わせは、専用アプリで自由に設定可能。

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 指などにはめて“色のついた場所”に触れると音が鳴るユニークな楽器「Specdrums」が、クラウドファンディングサイトのkickstarterで人気です。現在1つ39ドル(約4300円)の支援で入手可能。


Specdrums 何かに触れると、その場所の色を認識して設定された音を鳴らす

 Bluetooth経由でスマートフォンの専用アプリと連携して使うリング型の楽器。触れた場所の色によって音色が変わります。付属する12色のタイルを並べるだけでその場が鍵盤に。レイアウトも自由自在です。


レイアウト
レイアウト 自分の好みで鍵盤の配列を決められる

 アプリにはさまざまな楽器やエフェクトの音が収録されており、例えば「赤い場所をたたくとドラム音」のように、色と音色の対応を設定して自由に鳴らせます。設定した色さえ認識されれば、服や壁などに触れても音が鳴るので、ある意味何でも鍵盤になります。


設定 鍵盤に使いたい色にリングで触れてから、対応する音色をアプリで設定

自由な鍵盤 設定次第で、壁画やシャツの模様も鍵盤に

 ドラムスティックにはめてデジタルドラムにしたり、ギターと併用したりといった使いかたも。専用アプリ外でもMIDIデバイスとして動作するので、他の音楽制作アプリや機器と接続することもできます。アプリはオープンソースなので、独自のソフトを開発することも可能です。


使い方 ギターにタイルを貼ってアクセントとして鳴らしたり、色紙を鍵盤にして教材に使ったり、アイデア次第でさまざまな使いかたが

 アプリとは最大10個まで同時に接続でき、自由な演奏スタイルが可能。349ドル(約3万8000円)の支援で10個セットが手に入るコースも用意されています。発送は全世界対応で、2018年1月ごろ開始予定。


(沓澤真二)


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