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太郎要素はどこだ 漫画『硬すぎた桃太郎』がメチャ硬い桃で爺が暴れるだけの話

オリハルコン製かな。

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 Twitterに投稿されたパロディー漫画『硬すぎた桃太郎』が、「桃太郎生まれてねえ」「爺強過ぎる」など予想外の展開とスピード感で話題を集めています。わずか2ページで鬼退治が完結する短さに加え、せりふは一切なしのシンプルさ。10秒程度で読み終わります。

 漫画を投稿したのは、藤井おでこさん(@fuxxxxxroxxka)。おばあさんが川で拾ってきた大きな桃をおじいさんが切ろうとしてみたところ、包丁の方が「ぽっきぃん」とへし折れる頑強ぶり。硬過ぎる。

ぽっきぃん

 これを見たおじいさんは、硬過ぎる桃を持って鬼ヶ島に単身突撃。まさかの重火器で戦う鬼たちに対し桃を盾にして接近し、直接ぶん殴ることで鬼を退治したのでした。めでたしめでたし(?)。

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ツッコミどころしかない2ページ目

 桃太郎も猿キジ犬のお供たちも出てこないわ、鬼の方が近代的な武器使ってるわ、爺が強過ぎるわで、もはや話の原型がほとんど残っていません。『硬すぎた桃太郎』というか、『硬すぎた桃』というか。アレンジやパロディーが大量に作られてきた「桃太郎」の歴史に、新たな傑作が加わったようです。

 また、続編として、「浦島太郎と硬すぎた亀」も投稿されています。こちらはいじめられている亀の甲羅が、包丁をへし折るほど硬いことを目撃した浦島太郎の話。2ページ目ではなぜか亀を連れて鬼ヶ島に単身突撃し、全く同じ展開で鬼を退治します。浦島太郎は鬼退治しねぇぞぉ! 竜宮城はどこ行ったぁっ!

この展開はまさか……?
そのまさかだったぁ!

画像提供:藤井おでこさん

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