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まとめサイト「保守速報」に200万円の賠償命令 管理人「多分控訴する」
“まとめ行為”への損害賠償認定は初。
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まとめサイト「保守速報」管理人を訴えたヘイトスピーチ裁判で11月16日、保守速報管理人に対し200万円の賠償を命じる判決が下されました。管理人は、サイトを更新し「多分、控訴すると思います」とのコメントを掲載しました。
「保守速報」を巡っては、フリーライターの李信恵さんが2014年8月、人種差別発言により名誉を傷つけられたとして、「在日特権を許さない市民の会(在特会)」およびその発言をまとめた「保守速報」を提訴。在特会に対しては約550万円、「保守速報」に対しては約2200万円の損害賠償を求めていました。
報道によると、保守速報側は「情報の集約に過ぎず、転載したことに違法性はない」と主張していましたが、判決では「表題の作成や情報量の圧縮、文字の強調によって内容を効果的に把握できるようになった」と、保守速報側に人権侵害があったと認めた形に。過去には中傷記事をインターネット掲示板に転載し、名誉毀損に認定された例がありましたが(関連記事)、こうした“転載”や“まとめ”行為に対し、実際に損害賠償請求が認められたのは初となります。
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