原作“ラストまで描く”「DEVILMAN crybaby」が2018年1月配信へ！　湯浅監督の画調と音楽からすでにいい

　永井豪さんの原作を“ラストまで描く”として話題のNetflixオリジナルアニメ「DEVILMAN crybaby」（全10話）が、2018年1月5日から配信決定。第3弾となるメインビジュアルやPVと合わせて発表されました。

　1970年代に『週刊少年マガジン』（講談社）で連載された原作は、コミックス累計発行部数5000万部を記録。これまでテレビアニメを含む多くのメディアミックスが行われていますが、Netflixで配信される新作アニメは、原作のセクシャルでバイオレンスな描写を余すところなく映像化しようとする熱量が感じられます。

　メインビジュアルには不動明と飛鳥了の他、シレーヌやカイム、ジンメン、サイコジェニーとみられるデーモンも確認できます。シレーヌがメインビジュアルから挑発的だ。

　原作の持つ独創的で特異な世界観を映像で描き出すのは湯浅政明監督。2017年に「夜は短し歩けよ乙女」「夜明け告げるルーのうた」が連続公開され、「夜明け告げるルーのうた」でアヌシー国際アニメ映画祭で長編コンペティション部門のグランプリに当たるクリスタル賞を受賞。一目でそれと分かる特徴的な画調は今作でも発揮されているようです。

　また、作品の主題歌「MAN HUMAN」は電気グル―ヴが担当。全10話の第9話は特別エンディングが採用され、石野卓球さんと七尾旅人さんのユニット“卓球と旅人”による「今夜だけ」を使用。同曲は、以前から石野さんがDJイベントの最後にかけることの多い特別な曲で、DEVILMAN crybabyのアニメ化を機に初の音源化、CD発売が決まりました。

　キャストは新たに牧村美樹役の潘めぐみさん、シレーヌ役の田中敦子さんなどが発表。また、不良グループはKEN THE 390などのアーティストが起用されています。

(C)Go Nagai-Devilman Crybaby Project