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「このあと初めて観に行く人」への気遣いを デーモン閣下によるライブの注意書きが「わかりやすい」「親切だ」と話題に

デーモン閣下が自身の言葉で説明しています。

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 悪魔でアーティストのデーモン閣下が公式サイトで今年4月に公開した、デーモン閣下出演のライブイベントに関する注意書き(「諸法度」)が最近になって「分かりやすい」「親切だ」とTwitterで話題になっています。

 イベント参加者に対し、デーモン閣下が自身の言葉で注意点を挙げていて、まず「『このあと初めて観に行く人』への気遣いをもったレポートや各種SNSにおける書き込みを一工夫してもらいたい」と“ネタバレに留意”するよう伝えています。

 現代のネット社会で「全ての口を塞ぐことが難しいことも理解している」としつつ、「例えば『何曲目の○△でのあの演出、意外だったよね!』といった具体的な話は一般公開ではなく、極力個人的なやりとりで行ってもらい、twitterでは書きこみ無しにするのが望ましい」といったことから、ブログ等では「ネタバレ事項が含まれます」といった前振りなどの工夫をしてくれると「褒める」と、分かりやすく例もいくつか挙げて説明。またステージで体験したことを新鮮なうちに共有したい気持ちは分かるとして、「その際には、その欲を満たす代償として『これからの人』への気遣いをせよ、ということである」と、さまざまな人間への思いやりが感じられる内容が書かれています。

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ブログ等にレポートや感想を書く場合は「注意書き」や「行替え」「URLをクリック」などですぐ読めないように、とデーモン閣下

 また「大きい声で一緒に歌わないこと」という項目では、バラードなど静かな曲で一緒に歌うことは「周囲の客にとって嬉しくない『音』となり『何とかさせてください』という嘆願が多く届いている」と、参加者からの声を理由に禁じるとコメント。また“静かな曲”や“大きな声”の定義・程度については周囲の空気を読む自己判断に委ねつつ、「少なくとも、周囲から一回でも注意を促されたら、それはもうNGなのだと考えてもらいたい」と明確な判断基準も提示しています。

 他にも「休憩がないから開演前にトイレに行っておいた方が良い」といった情報交換は「大いにやってくれて結構」と示したり、貢ぎ物(プレゼントのようなもの)は公式ファンクラブなど一部のイベントの除いて「基本的に今後一切無し」という方針を端的に説明。そして最後にチケット高額転売の問題について「全てのアーティストに損出もたらしている」と説明しつつ、参加者に向け「加担しない」ことと、「音楽業界公式チケットリセールサービスの開設」を協力してもらいたい(※現在「チケトレ」としてオープンしています)と呼びかけています。

 この「諸法度」の内容はデーモン閣下のライブイベントに関する注意点ですが、Twitterでは他のアーティストのイベントでも共通する内容が多いとして、一部では「コンサートに行く人、全ての人に見てもらいたい」といった声も上がっています。

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