連載

自分に合ったプリキュアの見つけ方 2017年の「最も再生数が多かったプリキュア第1話」から考えるサラリーマン、プリキュアを語る(1/3 ページ)

ここまで大差がつくとは思いませんでした。

advertisement

 2017年も終わりに差し掛かり、個人的な趣味で今年のプリキュア関連の数字をまとめていたところ、「とある面白い数字」を見つけました。

 プリキュアシリーズは「プリキュア公式YouTubeチャンネル」で、最新作を除く全シリーズの第1話を無料公開しています。

 そこで、最も「再生数が多い第1話」はどのプリキュアなのか、ちょっと気になって調べてみました。

advertisement

 初代「ふたりはプリキュア!」でもなく、おもちゃなど関連商品売り上げトップの「ハートキャッチプリキュア!」でもなく、映画興行収入トップの「ドキドキ!プリキュア」でもない。

 2017年、「第1話」の再生数が最も多かったプリキュアは、あのプリキュアでした。と、その前に剣城あきら総決算回、第44話のお話を少しだけ。

kasumi プロフィール

プリキュア好きの会社員。2児の父。視聴率などさまざまなデータからプリキュアを考察する「プリキュアの数字ブログ」を執筆中。2016年4月1日に公開した記事「娘が、プリキュアに追いついた日」は、プリキュアを通じた父娘のやりとりが多くの人の感動を呼び、多数のネットメディアに取り上げられた。


「プリキュア今、どこまで進んでいるの?」メーター

このさびしさこそが私の強さ、そして愛だ!

 第44話「雪に秘めた想い!愛をさけべ、あきら!」は剣城あきらが主役の回でした。何事にも万能に見える彼女の唯一の弱点である「妹、みく」を利用したエリシオさん、なかなかのワルでした。あと、毎回のコスプレ姿もすてきです。


妹、みく(左)と、剣城あきら(右)

 「自分が寂しかったこと」に気付き、それを受け入れ、やっぱり研究者になる道を選んだ剣城あきら。

 「キラキラ☆プリキュアアラモード」における成長の物語は、「自分のコンプレックス、負の感情を排除するのではなく『そうですけど、それが何か?』と受け入れること」に重点を置いていますよね。排除ではなく、受け入れること。これはプリキュアアラモードの描く「多様性」の面から見ても面白い結論だと思います。

advertisement

(左)毎回のコスプレ姿がすてきなエリシオさん

2017年、YouTube再生数が一番多かったのは?

 さて、東映アニメーションは2016年11月29日に「プリキュア公式YouTubeチャンネル」を開設しています。

 同チャンネルでは次回予告から変身シーン、キャラクターソング、ダンス動画などさまざまなコンテンツが配信されています。

 このYouTubeチャンネルが、キラキラ☆プリキュアアラモードという作品を盛り上げた1つの要因であったことは間違いないと思います(子どもたちがいつでも、ダンスの練習ができたり、歌を聞けるのはやっぱり良いことですよね)。

 その公式YouTubeチャンネルでは、最新作「キラキラ☆プリキュアアラモード」を除く、2004年「ふたりはプリキュア」~2016年「魔法つかいプリキュア!」までの全13作品の「第1話が無料で公開」されています。

 ここで自分が気になったのが「どのプリキュアシリーズが1番YouTube上での再生数が多いのか」です。

advertisement

 調べてみました。

 (別に「再生数が多い方が優れている」といった話ではありません。あくまで「2017年にたくさん見られたのはコレ」といったただの数字です)。

 また、シリーズにより公開開始時期も違うので、一概に比較はできませんが取りあえず2017年12月17日20時現在での再生数をまとめています。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. スーパーで買ったリンゴの種に“粉”を振りかけ育てると…… まさかの結果に「どうして!?」「すごーい!」「やってみます」
  2. 「ロッチ」中岡、顔にたっぷり肉を蓄えた激変ショットに驚きの声 「これ…ヤバいって」「すごい変身っぷり」
  3. 「今までなんで使わなかったのか」 ワークマンの「アルミ帽子」が暑さ対策に最強だった 「めっちゃ涼しー」
  4. 娘が抱える小型犬の目を疑うデカさに「サモエドかと思った…」「固定資産税かかりそう」 意外な正体がSNSで話題
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 1歳弟の歩行練習に付き合う柴犬、アンパンマンカーに乗って…… 「待ってましたー!!」「もうプロ級ですね」“師匠”なたたずまいに爆笑の620万再生
  7. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」
  8. 注意書きや警告に添えると……? 天才的発想の“一発逆転キーホルダー”が10万いいねの大反響 「やめーやww」「好きすぎる」
  9. 2歳兄、4カ月の妹の周りをおもちゃで埋め尽くしたあと…… 妹をとことん楽しませる行動に「優しいおにいちゃん」「癒されてほっこり」
  10. 「悲しくなった」「リスペクトがない」「嫌悪感」――楽器や画材を潰すiPadの紹介映像が物議