ニュース

消費者庁、ヤフーを装う架空請求に注意喚起 ギフトカード番号を連絡させて“未納料金”を求める手口

これまでにも報告されている「典型的な詐欺の手口」。

advertisement

 消費者庁が、ヤフーをかたる架空請求について注意喚起しています。SMS(ショートメッセージサービス)で不審なメッセージを送りつけ、確認の電話をかけてきた人に対し、虚偽の未納料金を支払うよう指示するというもの。

SMSで連絡した後、不安に思った人が電話してくるのを待つ手口。一度支払いに応じた人に対して、実在しない団体名を名乗って繰り返し架空請求を行うケースも(消費者庁より)

 2017年1月から報告されている架空請求の手法で、SMSに送信されるのは「未納料金を滞納しております。ご連絡なき場合は法的手続に移ります」などのメッセージ。末尾には「ヤフー」「ヤフーサポートセンター」「ヤフージャパン」といった、ヤフー社との関係性を連想させる名称が記載されているとのこと。消費者庁は、実際には「全く無関係」であることを明らかにしています。

 また、メッセージには電話番号が記載されており、そこに電話をかけると「1年間のヤフーのご利用にあたって、料金を○万円滞納されています」「携帯電話に誤作動が発生しまして、有料の動画サイトに登録されたことになっており、○万円の未払金があります」と請求。指示される支払い方法は、コンビニなどで購入できるギフトカードの番号を連絡するというものです。

advertisement

 なお、消費者庁はこれまでにも、アマゾンジャパン、DMM.comなどをかたる同様の架空請求(関連記事)について、繰り返し注意喚起しています。今回のものは「典型的な詐欺の手口」であり、ヤフー以外の有名企業を名乗っている場合にも気を付けるよう促しています。

「ヤフー」を装う事例に関しては、2016年にも発表されています(消費者庁より)

マッハ・キショ松

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  4. 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
  5. 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  6. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  7. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  8. 放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
  9. 脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
  10. 父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】