究極の紙業 「ボーイング777」を10年かけて緻密に再現したペーパークラフトがすごすぎて何も言えない
制作期間10年。航空博物館が買い取って展示すべきレベル。
大型旅客機「ボーイング777」を緻密に再現したペーパークラフトがすごすぎると注目を集めています。
1994年に登場したボーイング777はこれまでにボーイングが開発した旅客機と比べ、その機体は大きく、よりパワフルなエンジンを搭載した現役稼働中の主力機。国内外で広く運用されており、次期日本国政府専用機候補にもなっています。ちなみに、1991年から運用されてきた747-400の政府専用機は2018年に退役する予定です。
そんなボーイング777を圧倒的なクオリティで再現したペーパークラフトをLuca Iaconi-Stewartさんが作り上げました。
どれほど圧倒的なのか。それは彼が公開しているYouTubeの動画やflickrの写真を見れば一目瞭然。
機体下部に収納されているランディングギアからカーゴ(貨物室)のハッチ、客が乗り降りする扉の開閉から主翼・尾翼にいたるまで、あらゆるパーツに可動ギミックが搭載されています。
タービンブレードを丁寧かつ美しく作り込んだエンジンは変形ギミックが搭載され、ランディングギアにはタイヤの回転だけでなく、軸の回転、衝撃を吸収するサスペンションまでも組み込まれているというこだわりっぷり。驚くことに各部の内装も細かく作り込まれていて、外装を開いて内部をじっくりと眺めるられるギミックまで用意されています。これはもう航空博物館が買い取って展示すべきレベル。
Luca Iaconi-Stewartさんによると、このボーイング777は学校の課題として作り始めたことをきっかけに、気が付くと制作に約10年もの月日を費やしていたそうです。
777に魅了された男が作り上げたこの傑作。工程やギミック、どのようにして構造を再現していったのかなど、制作の裏側は一部がYouTubeで動画にまとめられているので、気になる人はじっくりとチェックしてみては。
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